2016年5月13日金曜日

公開レッスン③ ムゼッタのワルツ

月一回づつの公開レッスンも今回で3回目!3ヶ月…時間の経つのが早すぎる事に焦りさえ覚えてしまう今日この頃…

今回は「すみれの花咲く頃」とオペラ「ラ・ボエーム」よりムゼッタのワルツを取り上げました。お客様も3回目になると楽譜を持って来られてたり、メモを取りながらお聞き下さったりと熱心です。
「すみれの花咲く頃」は日本語で歌ってくれたので、歌う際の日本語の発語のコツをお話ししました。
「ムゼッタのワルツ」はイタリア語!

 母音の流し方、流す際の息のかぶせ方、また背筋を意識しての発声等々…  これら全部、私にとっても永遠の課題です。

この公開レッスンに1回目から続けて来られている、あるお客様からお花と一緒にお手紙を頂きました。その中の一文に「会得なさった貴重な財産を惜しみなくお教え下さる姿に頭が下がります。」と。

普段から多くの方々にレッスンをさせて頂く際、こういう事を意識することなくレッスンをしてきました。私が指導してる内容を「財産」とおっしゃって下さること、指導する姿勢も認めて下さりお手紙まで頂けたこと。何とも言えない嬉しさというか、じわっと込み上げるものがありました。今まで、今も私は沢山の先生方から貴重な時間を頂き、惜しみないレッスンを受けてきました。少しづつですが、人に教えるという役目を果たし、私の先生方にもお返しが出来るようになってきたのかも…

この公開レッスン、当初3回限定での開催でしたが、来月、特別にテノールをゲストに迎えて行なう事になりました。先月東京でご一緒した小笠原さんがピンカートン役を引き受けてくれました!「蝶々夫人」の一幕デュエットとある晴れた日にを取り上げます。どちらも大好きな曲、丁寧にレッスンしたいです。

帰宅して、頂いた花を飾ろうと紙袋から出した瞬間に… ノンタンが入っておりました。猫って本当に袋とか箱の中に入るのが好きなんですよね~(笑)




 

2016年5月11日水曜日

「ONC」大阪灘クラブ

大阪灘クラブを略して「ONC」。名門、灘高校の、ある期の同窓生のグループです。卒業生もそれぞれ、関東と関西に分かれていて、その関西組で集まっていらっしゃるのがONCの方々。「平野雅世後援会」になりますよ!とおっしゃって、私が出演するオペラやコンサートにお越し下さり、東京までお運び下さる方もおられ、本当に嬉しく感謝で一杯です。

東日本大震災チャリティーコンサートにもいらして下さりました。福島の学生さん達に何かしたい!とおっしゃられ、事前に学生さんの人数をお聞き下さり、差し入れまで頂戴致しました。灘高校出身という事で、お住まいも神戸方面の方々が中心です。阪神大震災で家が全壊した方もいらっしゃり、人ごとではないとのお気持ちで応援して下さいました。

コンサート終了後、会食に合流! 演奏会直後にダイレクトに色んな感想が聞けましたし、皆様の音楽との関わりなどもゆっくりお話しさせて頂き良かったです。お嬢様がコーラスをされていたり、奥様が音大の声楽科の出身だったり…  


ちょうどその中のお一人がお誕生日で、皆でお祝いもできました!「🎶 松浦さん、Happy birthday to you 🎶」私の歌声で読んで?歌って下さいね〜(笑)

話しが弾み、健康の事、朝食に何を食べたらいいか?という話題に。皆様、それぞれのかかりつけ医の言うことに従い、本当にお元気なんだと思います。
各お医者様が言ってることが違って、「私の先生は…こう言ってる」「私の先生は…」「私の先生は~」と口々に「私の先生は~」合戦、面白かった~  なんて言ったら人生の大先輩方に怒られてしまいますね。 明日の朝食、何食べようかな??(笑)



 

2016年5月8日日曜日

東日本大震災チャリティーコンサート終了

福島の学生さんを招いての東日本大震災チャリティーコンサート、熱気に包まれた会場の中で私も歌わせて頂き、また私の歌の原点である沢山の合唱団の歌を聴けて、今年も参加できて本当に良かったです。心からのエールの気持ちを込めて精一杯歌わせて頂きました。

制服を着た福島の中学生の合唱を聞いていると、自分の中学時代、合唱部で歌っていた頃、今の私の歌の原点を思い出さずにはいられないし、本当に「清らか」という言葉がぴったりな彼女達の歌声が心に響きます。

自分が年齢を重ねて歌っていると、この「清らか」という言葉から離れていってないか?とふと思ったほど…  
人間そのものが楽器の「歌うこと」は、「その人」「人間」がダイレクトに声、歌に出るなあとつくづく思う。

福島の中学生達、きっと震災を経験して、自分達を応援してくれてる沢山の人の思いをしっかり受け止めてステージに立ち、歌ってくれた事と思います。後に懇親会で彼女達のお話も聞け、それを強く感じました。

毎年、このチャリティーコンサートを企画・運営されてる女性合唱団「レガーテ」さんにも頭が下がります。今回、収益の一部を熊本地震の被災地にも送られるそうです。御来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。




 

2016年5月6日金曜日

歌に生き、猫に生き

オペラ「トスカ」の有名なアリアは「歌に生き、愛に生き」ですが…    

愛猫ノンタン、10才の男の子です。10年前に捨てられてた赤ちゃん猫が、今や我が物顔で我が家を闊歩しています! 新幹線にも乗り、東京にもよくお出かけしてるアーバン・キャット?!ネコ可愛がりしています〜

ホームページを作り、ブログを書くとなった時、書く事の中心は、もっと猫の事になるだろうと予測してました。予想に反して、これまでの投稿のほとんどが歌、音楽関係の事で自分でも驚いてます。それぐらい音楽に生かされてることを改めて実感。「歌に生き、ノンタンに生き」でしょうか〜(笑)

ブログの投稿も20に!目標は「投稿を5日以上空けない!」今のとこ何とかクリアーしています。今後とも歌の事、猫の事…良い記事を書くよう努めます!




2016年5月3日火曜日

オペラの舞台写真、DVD

5/10の「オペラ物知り講座」で歌うオペラ作品の舞台写真等を提出して下さいと連絡を頂きました。写真を探したり、整理しながら提出するものをピックアップ。懐かしい写真も出てきました!写真は「椿姫」二幕の舞台写真。

一本のオペラが終わり、しばらくすると大抵のプロダクションから本番のDVDや写真を頂きます。
写真は楽しんで見れるのですが… 音声入りのDVD・動画を見るのは緊張が走る。しかも本番から少し時間が空いてから、その時の熱?も冷めた頃に、自分の歌を聞き、姿を見るのはなかなか勇気がいるのです。微妙な気持ちで鑑賞しながら、いちいち反省したり、これは仕方なかったなあ…と言い訳したり、ここは頑張ったよなぁ~と自分を誉めてあげたり…(笑)
ホームページやこのブログに動画をアップするのも、私にはかなりハードルの高い事で… 動画アップのスイッチを押す瞬間、開き直りにも近い気持ちで「えい!ヤァ一!」と心の中で叫んでます~  
その点、写真は心穏やかに眺める事が出来ます。自分の音声入りの動画を余裕で楽しめる位、器の大きな歌手にならなくては…と思います。(苦笑)

それにしてもプロのカメラマンに撮って頂いた写真やDVDは財産になりますね。自分では決して観る事の出来ない舞台を見る事ができます。ホームページも動画や写真を沢山載せて作る事が出来ました。カメラマンさん、いつも本当にありがとうございます!