2019年7月25日木曜日

大塚国際美術館、徳島、淡路へ

歌仲間と徳島、淡路島へ遊びに行きました。観光のメインは大塚国際美術館でしたが、朝から皆で車に分乗して、ワイワイ言いながらの道中、海を見ながらの絶景ドライブも楽しみ、鳴門の渦潮を見たり、美味しい鱧も頂きました。

今回は、最年長の片桐さんが、計画を立ててくれ、全てが上手く行き、皆大満足で楽しみました。お店を調べ予約をして頂いたり、渦潮の見れる時間を電話で尋ねて下さってたり、タイムスケジュールもバッチリ! 名ツアコン、片桐さん、ありがとうございました。

5月の連休明けから「カプレーティとモンテッキ」「愛の妙薬」「メリー・ウィドゥ」の稽古が同時並行し、とても充実した時間を過ごしました。同時に頭の中がいっぱいになり、また大阪東京の往復が続き、体調管理に神経を使う毎日。。。ひと段落した久々のオフでした。
よく遊んで、よく食べて、よく笑った1日でした。
しっかりリフレッシュ出来たので、また次のオペラやコンサートへ向けて再起動です。



2019年7月17日水曜日

メリー ウィドゥ 終演

オペレッタ「メリー・ウィドゥ」終演致しました。

ご来場の皆さま、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

早い時期にチケットも完売し、満席の会場、熱気ある会場の中で、歌わせて頂きました。
お客様の反応もよく、笑い声、拍手も沢山で、舞台と客席、歌い手とお客様が一つになった空気を体感しました。

リハーサルが始まった頃から、歌う中で、日本語の発語をどうクリアにするか、またセリフをどのポジションで話すかが大きな課題でした。

普通に日本語を歌っても、響きのせいで、全く何を言ってるか分からない状態で、最初の頃、自分の録音を聴いても、全く何を言ってるか分からずショックな程でした。歌の事より、発語を優先すると、響き、声は悪くなり、喉にも負担がかかり、喉が痛くなるという事になったり…  発語と声、歌のバランスを毎回、録音を聴いて調整していました。

また、セリフもどのポジションで話すか、どんな間合い、ニュアンスで話すか大変悩みました。
普段、歌う際、音楽と一緒にセリフ、歌詞を言う、歌うのですが、どれだけ、音楽の力、作曲家に助けられて歌っているのかも痛感しました。

本番当日も、相手役、ダニロの福島さんと舞台で何度も確認、練習し、本番に臨みました。福島さんとは、夕鶴以来、久しぶりの共演でしたが、素晴らしいダニロでご一緒出来て、本当に光栄でした。

マエストロ、演出家、共演者、スタッフ、関係者の皆様に心から感謝致します。ハンナとして、舞台に立たせて頂きました。
また、客席と舞台が一つになり、私の方がお客様から感動を頂きました。

本当にありがとうございました。








2019年7月10日水曜日

8/2 コンセール・メランジュ

8/2 金 兵庫芸文 小ホールで歌います。
今回は、バリトンの迎さんにご出演頂き、チマローザの「秘密の結婚」よりデュエットをさせて頂きます。

シリアスな役からコメディな役まで、何でもこなされる迎さんと、楽しく歌わせて頂けるだろうと今から楽しみです。

他にフルートやヴァイオリン、今回はギターと色々なジャンルの音楽を聴いて頂ける盛り沢山のコンサートです。

ぜひご来場下さい!

2019年7月7日日曜日

「メリー・ウィドゥ」 佳境です。

「メリー・ウィドゥ 」、本番間近、佳境です。

会館がこんなウチワを作ってくれました!お話しの中で、ウチワでなく、扇子がキーアイテムとなります。こんな関係グッズを見ると、テンションも上がります。

今回、オペレッタという事で、結構な量のセリフ(日本語)があり、なかなか大変で…  
歌詞でなく、台詞、音楽が無いところでセリフを言い、お芝居をするのも難しく、逆に普段、どれだけ音楽に助けられているのかも実感します。
また生粋の大阪人ですので、イントネーションにも苦労しながら取り組んで参りました。

チケットはありがたい事に完売です。いらして頂ける皆様にお楽しみ頂けるよう頑張ります。

私も、陽気な未亡人、ハンナという女性を楽しんで歌います。チャーミングで、そして強さも持ち合わせたハンナになればと思っています。
 


2019年7月4日木曜日

「愛の妙薬」終演

「愛の妙薬」終演致しました。
素晴らしいスタッフ、共演者の皆様と素敵な舞台に立たせて頂きました。
ご来場頂きました皆様、また関西や他、遠方からも東京まで沢山お越し頂きましたこと、本当にありがとうございました。

今回の舞台セット、衣装や小道具まで、演出の粟国さんがイタリアから持って来られたもので、何度も藤原歌劇団で再演さるているものです。私もこの演出、セットの「愛妙」を何度も観てきましたが、自分がその衣装を着て、舞台に立っているのが、何だか不思議な気持ちでした。終演後、緊張が解けた時に、本当に光栄な事だ、幸せな事だったんだと実感が湧いてきました。

演出の粟国さんとは、関西で「ドン・ジョヴァンニ」でご一緒させて頂いて以来でしたが、これぞイタリアもの!という今回の「愛妙」を粟国さんの下で取り組め、台本の読み方やアディーナという女性像も今までと変わりました。
稽古で、粟国さんご自身がアディーナとして立ち振る舞って、手本を見せてくれるのですが、その仕草、手の使い方、視線の動かし方など、毎回釘付けでした。

また、指揮の山下マエストロは、広島で「ボエーム」をご一緒して以来にお会いし、嬉しい再会でしたが、シンプルに、そしておおらかにご指示下さり、本番は心強かったです。

今回の経験を生かし、また精進したいと思います。特に今年はこの後、「メリー・ウィドー」「秘密の結婚」と喜劇が続きます。次への作品への取り組みに、ダイレクトに役に立つ事が多いです。前進できるよう頑張ります!