2021年11月7日日曜日

神田将さんのリサイタルへ

ちょうど1週間前… 

東京文化会館大ホールで、史上初となる電子楽器のコンサート、エレクトーンの神田将さんのリサイタルに伺いました。クラシックの殿堂、東京文化、しかも大ホールでのリサイタル、初のエレクトーンでの演奏会、本当に凄いことです。


会場に入って気づきましたが、今までに、ここ東京文化の大ホールで歌わせて頂いたこともあれば、観に来たこともありますが、オペラばかりで、コンサートは初めて


いつもオペラのセットが組まれている舞台を見ているせいか、エレクトーン一台が置いてある舞台を見て、この会場の舞台、ここまで広かったのかと驚いてしまいました。

この広い空間で、神田さんがどんな風にオーケストラを奏でるのか楽しみに開演を待ちました。


バイオリンとの演奏から始まりましたが、舞台の広さを忘れてしまう迫力の演奏!オーケストラとバイオリンの生き生きとしたセッション!舞台は広いのに、オーケストラがホールいっぱいに広がり、不思議な感覚になるくらい、迫力ある音が迫ります。


2部は楽しみにしていた歌とのアンサンブル、お二人の長年の信頼関係溢れる演奏で、プッチーニから赤とんぼ、日本歌曲まで沢山聴かせて頂きました。


途中のエレクトーンソロの「風とともに去りぬ」のテーマもとても印象的で、何があってもへこたれない、本当に強い女性、でもとてもとてもチャーミングで可愛くてきれいなビビアン・リーを改めて観てみたくなりました。

久しぶりに見てみようと。

ビビアンならコロナにも負けないんだろうな…()


そして、ロビーでは私のCDも販売して下さってました。お世話になっている菊池さんが販売係として受付に立って下さっていて本当に感謝です。

東京文化のロビーで、自分のCDが販売されているのを見て、感慨深いものもありました。


色んなご縁を作って下さる神田さんに感謝です。そしてリサイタル、本当におめでとうございました。素晴らしい時間をありがとうございました。







2021年11月6日土曜日

ラジオ出演のお知らせ

1111() 17:0019:00

「伊東正治の夕方ファイブ」に出演させて頂きます。


インターネットラジオで、こちらからお聴き頂けますのでぜひご視聴ください。

https://balloon-r.com/


MBSで、明石家さんまさんたちと「ヤングタウン 」もされていた伊東正治アナウンサーのパーソナリティーの番組になります。


ヤンタンは、昔よく聴いていたので、出演のお話しを頂いた時は興奮しました!


と同時に… 上手く話せるか心配になってきましたが…  

アシスタントの中安ゆみさんから、伊東アナは聴き上手!お家のリビングにいる感じでお話しして下さい!という心強いお言葉を頂きました。

気持ちが皆様に伝わるようにお話ししたいと思います。


これから年末にかけての公演の宣伝、そしてCDに収録した歌も流して頂けます。


ぜひぜひご視聴下さい!


番組紹介ページはこちらです!


https://balloon-r.com/you-gatta-five








2021年11月4日木曜日

むくの木ホールリサイタル終演

とてもいいお天気に恵まれ、むくの木ホールでのリサイタル、無事終了致しました。

コロナ禍で音楽家として出来ることをとCD制作を決め、ここむくの木ホールでレコーディングをしました。録音のため、何日も通った会場でしたが、今回はお客様が会場にいらして下さり、またお天気も良く、中庭でも気持ちよく過ごせました。


レコーディングに合わせ、ピアノの藤里さん、バイオリンの萩原さんとは、相当リハーサルを一緒に重ねてきたかいもあり、今回のコンサートでは阿吽の呼吸でアンサンブルができ、本当に楽しく歌わせて頂きました。


レコーディングした日本の歌を中心にしたプログラムで、「翼を下さい」や「いのちの歌」など、今までコンサートでは歌ったことのない曲も披露させて頂きました。


私が歌を始めるきっかけとなった、今は亡き中学時代の合唱部の先生と何度も歌った「翼を下さい」きっと向こうで聞いてくれていると思います。先生のお父さんもいらして頂き、色々な思い出が蘇りながらの演奏でした。


アンコールに「いのちの歌」を歌わせて頂きましたが、会場のあちらこちらからすすり泣く声が聞こえてきました。改めて、言葉の力、日本語の力、音楽の力を感じました。


ご来場頂いた皆様、CDをご購入頂いた沢山のお客様、そして主催下さいましたむくの木ホール関係者の皆様、本当にありがとうございました。










2021年10月30日土曜日

振り返り〜 「名作のヒロインはなぜ儚い」in フェニーチェ堺

10/15 エレクトーンの神田将さんと名作、プッチーニ のヒロインについて、お話しを交えながら演奏させて頂きました。

お話しの方は、神田さんが完璧にまとめて下さり、私はただその流れに乗り、少しお喋り、そして歌わせて頂くという流れで滞りなく進みました。


私自身は演奏に集中することができ大変ありがたいです。神田さんは、それはそれはお客様にわかりやすく、まるでアナウンサーのように流暢にお話ししてくださるのです。そして演奏になると、フルオーケストラを1人で奏でるのです!本当に素晴らしいです。


私はミミ、トスカ、蝶々さんなどプッチーニ の中でも取り分け儚いキャラクターが歌うアリアを演奏させて頂きました。


アンコールに真逆のキャラ?!トゥーランドットも歌わせて頂き、充実した本番になりました。


ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。





2021年10月29日金曜日

振り返り〜オペレッタ「こうもり」

 9/23はオペレッタ「こうもり」でロザリンデ役をさせて頂きました。オペラミーチの主催に参加させて頂き、長年やってみたいと思っていたロザリンデ役、初役で歌わせて頂きました。

コロナ禍で、稽古も制約がある中でさせて頂きましたが、無事開催でき本当に良かったです。

久しぶりのオペレッタで、私はやはりセリフに最後まで苦労しましたが、セリフの発声や間の取り方を改めて勉強させて頂きました。チームワーク良く、とても楽しい舞台になりました。

本番は口をすっぽり覆う透明のマウスシールドをつけて歌いましたが… ロザリンデ、2幕で目を覆う仮面をつけなければいけません。口も目も覆って、2幕は地獄でした(笑) 視界は悪くなる上に、歌うと仮面やマスクに反響し、一体どんな風に聞こえてるのだろう?顔を全部覆って、一体どんな風に見えてるのだろう?と思いながらも、精一杯歌わせて頂きました。

これまで、色んな舞台で色んな事を沢山経験してきましたが、この経験、なかなか大変な上位にはいるかも・・・なんて思いながら歌わせて頂きました。

やっぱり1位は蝶々夫人のかつらの重さかな。。(笑)

こういう若いメンバーに混ざって刺激をうけながら、私も刺激を感じてもらえるよう発信し、年代の違うメンバーが切磋琢磨して作るオペラはとても楽しかったです。

コロナのため、終演後、ロビーで皆様をお見送りすることもできなかったので、代わりに動画を撮って下さり、ご挨拶させて頂きました。

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

御礼の動画はこちら↓

https://www.facebook.com/motoku.ofuchi/videos/389759866050508/





2021年10月28日木曜日

振り返り〜「 名作オペラここだけの話」 inフェニーチェ堺

9月20日(月)祝

フェニーチェ堺で、名作オペラここだけの話「ラ・ボエーム」で歌わせて頂きました。


緊急事態宣言が延長された期間で、ホールの方々も感染症対策で大変な思いをされていた。


本番の日は、ホール入りすると.すぐに抗原検査をする。大丈夫だろうと思いながらも、ドキドキしながら結果を待ちました。

私も他出演者も全員陰性でした。本当によかったです。


そしてこの日は、本番で初めて不織布マスクをつけて歌いました。堺市からの要請と説明がありました。


ここ最近はマスクをつけないで歌う本番はありません。マウスシールドやフェイスシールドで歌っていましたが、不織布マスクをつけて本番で歌うのはこの日が初めてでした。

リハーサルや稽古の際は、不織布マスクをつけて歌ってるので、違和感はありませんでしたが….

不織布マスクは口を動かす度にずれてきます。

歌っている最中に、お客様の前でマスクを直すのはよろしくないのですが… 


共演のテノールの松本薫平さんとも「ズレる… どうする??」とリハーサルから話していましたが、手で直すしか方法がなく

何度か手でマスクを上げながらの歌唱となりました。


牧村マエストロがキレのあるトークで「ボエーム」を分かりやすく説明して下さり、私と薫平さんが歌唱というスタイルでお届けしました。


緊急事態宣言中にも関わらず、たくさんのお客様にいらしていただき、本当にありがとうございました。


写真撮影の時だけマスクを外しました!




2021年10月26日火曜日

むくの木ホールでリハーサル

11/3のコンサートのリハーサルでむくの木ホールへ!

レコーディングの際、何日も何日も悩みながら?!通った場所…()


今回は、追い詰められることもなく… ホールの響きも楽しみながら歌わせて頂きました。


このホール、響きが素晴らしいと改めて実感しました。

クラシックに合わせて、最高の音響に設計されているとおっしゃられているのがよく分かります。

そしてピアノはスタインウェイのフルコン!


ピアノの藤里さん、バイオリンの萩原さんともやっぱりいいホールだねーと何度も話しながらリハーサルを進めました。


そして今度はお客様もいてくれるのです!本当に嬉しいことです。


チケットも早々に完売!本当にありがとうございます。

この日はCDも販売させて頂きます!実際にレコーディングをした会場でCDをお手に取って頂けるのも嬉しいです。


このような状況下、歌わせて頂けることに精一杯感謝して演奏したいと思います。


チケットをお持ちの皆様、どうぞお気をつけてお越しください。会場でお会いできるのを楽しみにしています。











2021年10月25日月曜日

祝!20年

あっという間の20年!

10月は結婚記念日、そして記念日の翌日が私の誕生日ということで、中之島リーガロイヤルへ食事に出かけました。

コロナもあり、ロイヤルホテルへ来るのも久しぶりでした
昔はここのチャペルで定期的にコンサートをしていたこともあり、よく来ていた場所です。

ある時、チャペルでコンサートをした後、出演者皆とホテルで食事をしていたら、今は亡き佐藤しのぶさんがいらしたのです! 音大を出たばかりの私達は大興奮!!! 握手をして頂いたという懐かしい思い出もあるホテルです。
そんなことも思い出しながら、レストランで席に着いて・・・・
え?!・・・結婚してから20年?と2人で気づき、年数を数え始めました。(笑)
なんと、結婚20周年! 
席に着いてから気づき、感慨深くなっていると、お店の方がバラの花を持ってきて下さり、びっくり、そして嬉しい状態でお食事がスタート!
美味しく、楽しく頂きました。

あっという間の20年でしたが、歌ってこれたのも夫とお互いの家族の理解と協力があってからこそ、改めて感謝です。

そして20年前にコロナの様なパンデミックを誰が予想できたでしょうか…

来年の秋こそ、コロナが収まり、マスクなしで食事に行けることを願います。





2021年10月22日金曜日

12/4音楽劇「100万回生きたねこ」&ミニ・オーケストラコンサート 今福音楽堂

 12月の演奏会のお知らせ

12月4日 音楽劇「100万回生きたねこ」&ミニ・オーケストラコンサートで歌わせて頂き、また今回、「100万回生きたねこ」をカルテット(弦楽四重奏)の音楽に合わせて朗読をさせて頂きます。

「日本の歌」のCDでお世話になったでヴァイオリンの萩原合歓さんから「100万回生きたねこ」の音楽劇、朗読劇があると聞き、大変興味を持ったのをきっかけに、あっという間にコンサートのお話がまとまりました。

この音楽劇に加えて、クリスマスソングや、カルテットではモーツㇽトのディベルティメントやアンダーソンと子供から大人まで楽しめるプログラムを組みました。

カルテットのメンバーは、多方面で活躍されている素晴らしい方々で、今からリハーサルが楽しみです。 

ヴァイオリン:萩原合歓さん、馬渕清香さん

ヴィオラ:大槻桃子 

チェロ:佐藤響さん 

また「100万回生きたねこ」は44年読み継がれてきた佐野洋子さんの名作に、音楽クリエーターの足立知謙さんが音楽絵本として作曲されたオリジナル! このお話の「生きること」「愛すること」「死んでゆくこと」というテーマを、より立体的に楽しく、そして悲しく、面白くカルテットで表現されております。

改めてこのお話を何回か読ませて頂いてますが、泣いてしまいます。色んな年齢の方々の心に響く名作です。

3歳のお子様からご来場可能となっており、今福音楽堂、私も初めて歌わせて頂く新しいホールです。

ぜひご来場下さい!



2021年10月20日水曜日

11/20 豊洲シビックセンター 「プッチーニ愛に生きるヒロインの肖像」 

 11月演奏会その③

東京、豊洲シビックセンターで、日本を代表するエレクトーン奏者、神田将さんとの共演です。レコーディングで、プッチーニの全作品をオーケストラからエレクトーンに編曲頂き、素晴らしいプッチーニワールドに導いて下さった、尊敬する神田さんとの共演に今から緊張もありながらワクワクしております。

またプッチーニが生涯に書いたオペラは全12作品ですが、全作品で、各ヒロイン、プリマドンナが歌うアリアを16曲歌わせて頂きます。

CDに収録をした16曲をライブで皆様へ聴いて頂ける喜びと同時に、プレッシャーもありますが、このような機会を頂いたこと、ご縁に感謝し、頑張りたいと思います。

大きな挑戦ですが、各ヒロインの生き様、プッチーニが描きたかった女性像を追いかけながら、神田さんの胸をお借りして歌わせて頂きます。

大好きなプッチーニの世界、音楽をとことん楽しんで頂けるコンサートです。

ぜひお越しください。




2021年10月19日火曜日

11/18 大阪倶楽部 クラシックファンのためのコンサート

11月演奏会その②

大阪のとても雰囲気のある建物や館内の大阪倶楽部で歌います。

何度か出演させて頂いているNPO法人「クラシックフアンのためのコンサート」での出演です。

ピアノは何度も共演させて頂いている小柳るみさんです。

こちらの主催のコンサートでは、私の歌の節目、節目に呼んで頂き、色んなご縁を頂いている。

一番最初に呼んで頂いたのは、「椿姫」のハイライト公演で、ヴィオレッタをさせて頂きました。ちょうど「椿姫」のヴィオレッタを初役でさせて頂いた直後で、お話を頂いた時は本当に嬉しかったです。このコンサートをご縁に、いつも応援頂いている灘クラブの皆様とも知り合う事が出来ました。

2回目は文化庁からニューヨークに留学し、帰国直後のタイミングでのコンサートでした。プログラムなどのやり取りを、ニューヨークからメールでやり取りさせて頂いたことを覚えています。

そして、今回です!

CDをリリースした記念の年に呼んで頂きました。

こちらは、「クラシックフアンのコンサート事務局」の会員さま限定での抽選となっております。

大阪倶楽部で館内の雰囲気も楽しみながら歌わせて頂きます。



2021年10月18日月曜日

11/3 むくの木ホール 平野雅世ソプラノリサイタル

11月演奏会その①

長かった緊急事態宣言もあけ、これから年末にかけて演奏する機会が続きます。順にご案内致します。

年末に向けて体調も万全に整え、走り続けようと思っていますので、それぞれぜひご来場頂けましたら幸いです。


11/3祝 岸和田のむくの木ホールで歌わせて頂きます。こちらはチケットは完売、既に予定枚数を終了しています。

本当にありがとうございます。


このコンサートは元々、今年6月にCDリリース記念コンサートとして行う予定でしたが、緊急事態宣言最中だったため11月に延期になりました。


レコーディングをしたホールで

CD収録をした日本の歌を中心にしたプログラムに加え、オペラアリアも数曲歌わせて頂きます。

共演もレコーディングでお世話になったピアニストの藤里さん、バイオリニストの萩原さんと一緒で、3人でコンサートをお届けいたします。


特に今回、私としては珍しく日本歌曲をたくさん歌わせて頂きます。ダイレクトに皆様に届く日本語を心を込めて歌わせて頂きます。

来週はホールでリハーサルをさせて頂けます。今からとても楽しみです!





2021年9月20日月曜日

「こうもり」いよいよです!

オペレッタ「こうもり」もいよいよ大詰め!若いメンバーならではのエネルギッシュな音楽でオペレッタならではの楽しさをお届けできたらと思います。

稽古場の雰囲気も良く、チームワーク良い公演になりそうで、私も楽しみながら、初ロザリンデとして舞台に立たせて頂きたいと思います。

大変な状況下ですが、主催のオペラミーチ代表の大淵君、またそれをしっかり支えてる西村君のオペラ愛には頭が下がります。

オペラ愛が溢れた舞台です!


作って頂いた動画第二段です。


23日はぜひウェスティへお越し下さい!



2021年9月8日水曜日

オペレッタ「こうもり」

9/23(木)祝 のオペレッタ「こうもり」の本番まで2週間となりました。

絶賛稽古中です!

この公演はお友達であるテノールの大淵君が作っているオペラ団体オペラミーチの主催で、実質、大淵君が企画や制作まで全てを担い、歌も歌っている。

オペラを主催する大変さは痛いほど良く分かり、またこのご時世、色んな心配事も抱えながらでどれだけ大変かと思います。こんな中、果敢に上演しようとするその心意気、本当に素晴らしいと思います。

大淵君がまだ30代前半の年齢で、今回集まっているキャスト、歌手の皆さんも同じぐらいの年代で、私一人だけだいぶ年上ですが・・・(笑) 

私によくお声がけ下さったな!と、機会を頂きましたことに感謝しております。

「こうもり」のロザリンデ役はずっとやってみたいと思っていた役でしたが、なかなか機会に恵まれず、今回が初役になります。

オペレッタと言えば、セリフ・・・ 発声、発語、四苦八苦しながら取り組んでおります。

フレッシュなメンバーと一緒に取り組ませて頂き、エネルギーを頂きながら稽古に励んでおります。


公演の宣伝動画第1弾です! 大淵君が作ってくれました。

もうすぐ第2弾が出来ますので、そちらも楽しみにお待ちください。


ぜひぜひ9月23日はウエスティへお運び下さい!

どうぞよろしくお願い致します。

https://fb.watch/7UqyPQOm8R/







2021年9月5日日曜日

秋からの演奏会予定

感染状況が本当にひどくなり、8月は演奏会が中止になったり、9月頭の本番も延期となりました。 対応に追われつつ、気持ちはこういう事もある・・・と想定内だと落ち着いてはいますが、残念な思いです。 

とにかく気を付けて生活を送りたいと思います。
皆様もどうぞくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。

ホームページの公演予定、秋以降を更新致しました!
無事開催できることを願います。
ご覧頂き、ご予定頂けましたら幸いです。

公演予定
〇コロナ感染症拡大防止のため延期
2021年9月3日(金)→10月15日(金)
フェニーチェ堺文化講座
名作のヒロインはなぜ儚い
フェニーチェ堺 大スタジオ(大阪)

​〇2021年9月20日(月)祝
フェニーチェ堺文化講座
名作オペラここだけの話「ラ・ボエーム」
フェニーチェ堺 大スタジオ(大阪)

〇2021年9月23日(木)祝
オペラミーチ オペレッタ「こうもり」ロザリンデ役
堺市立西文化会館ウエスティ(大阪)

〇2021年10月9日(土)
プッチーニオペラ研究会
オペラ歌手の卵たち デビューコンサート
宝塚ベガホール(兵庫)
※プロデュース公演で平野雅世は出演致しません

〇2021年11月3日(水)祝
CDリリース記念コンサート
むくのきホール(大阪・岸和田)

〇2021年11月18日(木)
クラシックフアンのためのコンサート
大阪倶楽部

〇2021年11月20日(土)
RO-ON 1×1=∞ 
プッチーニ 愛に生きるヒロインの肖像
豊洲シビックセンター​(東京)

〇2021年12月21日(火)
情報未公開コンサート
兵庫県立芸術文化センター​
神戸女学院ホール(兵庫)

〇2021年112月29日(水)
オペラ「蝶々夫人」蝶々さん役
ドルチェ楽器(大阪)​

2021年7月11日日曜日

リサイタル 終演

オールプッチーニプログラムによるソプラノリサイタル、終演致しました。
 大雨の中、ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。
当日、皆様の前でパフォーマンスをさせて頂き、大好きなプッチーニばかりを歌わせて頂き、暖かい沢山の拍手を頂いた事。一台のエレクトーンでフルオーケストラのような音楽で、プッチーニの世界を作り上げて下さった神田さんと共演できた事。
どれも私の大きな財産、貴重な経験となりました。
 
皆様の暖かい応援のおかげで、無事歌いきることが出来ました。本当にありがとうございました。
 
また、今回、レコーディングとは違い、本番で歌ったからこそ分かった課題も見つかり、その課題を持って、1120日(土)に東京豊洲シビックセンターで、更にグレードアップしたプッチーニ16曲を歌う機会を頂きましたこともありがたいことです。
 
色んな事が次へ次へと繋がっていく。繋げて下さる方々がいらっしゃる。その方々のお気持ちにしっかり応えられるよう、一回一回の演奏機会を大事に、これからも自分の精一杯で取り組んで参りたいと思います。
 
心からの感謝を込めて、本当にありがとうございました。





2021年6月13日日曜日

音を創る人

 78日リリースのCD、いよいよ完成間近です。

CDを作ると決めたのは昨年の秋頃でした。

半年以上かけて作ってきたものが、形になろうとしていることに胸が高鳴ります。 

このCD創りですが、レコーディング(録音)すること自体も大変な集中力と体力を要しましたが、その後の作業が大変なことを今回知ることができました。録音後の今の作業は、私ではなくエンジニアの方の作業が本当に大変なのです。

今回、大阪音大の先輩からご紹介頂き、やはり同窓である音響エンジニアさん、森正人さんに録音、ミキシングをお願いしました。録音の際はマイクの位置などにもこだわって長時間の録音でお世話になりましたが、今現在は丁寧にミキシングの作業をして下さっています。私が創りたい音の方向性も何度も確認下さりながら、大変な作業を続けて下さっています。

1曲毎に何テイクか録音をするのですが、そこから良いテイクを選択します。この部分はこのテイク、でもこの部分は別のテイクの方がいい・・・などテイクをつなぎ合わせたりもします。私の意向を汲んでくれながら決めていきます。

また、私自身、録音中はかなり気を付けていたつもりの咳払いや譜面をめくる音でしたが・・・ マイクが良すぎて拾ってしまった雑音も、エンジニアさんが除去、クリーニングして下さいます。

そこから、楽器と歌の音量やバランスやどれぐらいの大きさのホールでの演奏を想定しているか・・・・など、実に色んな事に配慮下さりながら音を創って下さっています。

ステージの上で、オーケストラが後ろでその前で歌っている感じや、実際のオペラのようにオーケストラの後ろ、あるいはオーケストラの真ん中で立って歌っている感じなど、位置関係なども調整されるのです。まだまだ書ききれないぐらい、私が想像していたことをはるかに超えてエンジニアさんによって色んな事が出来てしまうのです。それらの事、全てにこだわって頂きながら、音を創って下さっています。感謝しかありません!ありがとうございます。

 森さんのミキシングも大詰めで、間もなくCDのプレス工場に入稿されます。今、ちょうど最後のサンプルCDを確認しているところです。

演奏者はもちろん、エンジニア森さんの愛情がたくさん詰まったCD、完成が楽しみです。

そしてコンサートまであと1ヶ月!ぜひ会場でプッチーニの世界をお楽しみ下さい。そしてご自宅で、CDをお聴きいただけましたら嬉しいです。



2021年5月13日木曜日

コンサートのご案内&CD発売のご案内

緊急事態宣言の影響で、皆様に告知をする前に延期が決まった公演もあり、まだまだ落ち着かない日が続いていますが、音楽家として、今出来ることを前向きに発信し続けなければと思っております。

やっとやっとコンサートのご案内ができます。そしてCDも完成間近です!

7月8日(木)13:30開演、兵庫県立芸術文化センター、神戸女学院ホールにて、「プッチーニのヒロインたち」と題し、プッチーニが生涯に書いた全12作品のオペラアリアを歌わせて頂きます。

共演には全国で活躍中のエレクトーン奏者、神田将さんをお迎えして、オーケストラに迫る音楽とともに、プッチーニのオペラアリアをお届けいたします。迫力ある神田さんの音楽が、あの素敵なホール中に広がる事、あふれる事を想像すると、私自身、楽しみで仕方がない状態です。レコーディングの時の興奮が蘇ります!早く皆さんに聴いて頂きたい!

そして78日、コンサート当日、2月にレコーディングをした2枚のCDも同時発売致します。CDを事前ご予約頂き、コンサートにお越し頂きましたお客様には、会場でいち早くCDをお持ち帰り頂きます。

コンサートのお申込みも、CDのお申込みも、お待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。

7月に感染状況が収まっていることを祈りつつ、皆様に会場でお会いできます事を楽しみにしています!皆様、どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。



2021年3月9日火曜日

プッチーニ・オペラアリア集 レコーディング終了!



 「プッチーニ・オペラアリア集」のレコーディング、終了致しました。

プッチーニは生涯でオペラを12作品作っていますが、その全ての作品のプリマドンナが歌うオペラ・アリアを収録しました。長年、プッチーニの全オペラ作品のソプラノの役を演じたい、歌いたいという目標を持ちながら活動をしてきた私にとって、一つの形、大きな財産になりました。

この実現に大きく背中を押して下さったのが、今回お迎えしたエレクトーンの神田将さんです。一台のエレクトーンで素晴らしいオーケストラを奏でて下さり、プッチーニ・ワールドが広がりました。

当初、私はオペラ・アリア集として、プッチーニだけでなく、色んな作曲家のオペラ・アリアを録音することを考えていました。オール・プッチーニという選択も浮かんでいましたが、色んな曲がある方が聞きやすいCDになるかなあ・・・と何となく考え、ランダムなオペラ・アリアの録音を神田さんにお願いをしていました。

録音曲のラインナップを見た神田さんから、自分が打ち出したいもの、やりたいこと、表現したいものがはっきり分かる選曲にした方がいいとアドヴァイスを頂き、プッチーニ全作品のオペラ・アリア集へ導いて下さいました。

新たに編曲しなければならない曲は10曲にもなり、編曲される神田さんのご負担は物凄かったと思いますが、「いいものを作るためなら!」とおっしゃって下さり大変な時間をかけて編曲下さいました。

エレクトーンというより、神田さんの奏でるオーケストラ、そして神田さんとの出会いに感謝です。そして沢山の方々にお世話になり、皆の音楽へのエネルギーが一つになり、無事レコーディングする事ができました。自分一人では到底出来ない挑戦をさせて頂き、感謝しかありません。

CD、完成しましたらプッチーニの生涯とともに、ぜひお聴き下さい!


プッチーニ・オペラアリア集  全16曲収録

1「妖精ヴィッリ」より もしも私が小さい花ならば   

2「エドガール」より さようなら、私の甘い愛よ

3「マノン・レスコー」より  ⅰこの柔らかなレースの中で  ⅱ一人寂しく捨てられて       

4「ラ・ボエーム」より ⅰ私の名はミミ ⅱあなたの愛の呼ぶ声に     

5「トスカ」より ⅰ二人の愛の家へ  ⅱ歌に生き愛に生き           

6「蝶々夫人」より ⅰある晴れた日に ⅱ私の可愛い坊や           

7「西部の娘」より ソレダードにいた頃は    

8「つばめ」より ドレッタの夢      

9「外套」より 私の夢は別の場所に       

10「修道女アンジェリカ」より 母もなく                

11「ジャンニ・スキッキ」より 私の大好きなお父様       

12「トウーランドット」より この宮殿の中で




2021年2月23日火曜日

恩師の導き

今回、レコーディングをするにあたり、会場探しから始まりました。各会場、どういうピアノが置いているか、色んな条件を見ながら候補を絞っていきました。

最終的に、いくつかの会場に見学に行き、実際に声をだして響きなどを確認し、岸和田にある「むくの木ホール」に決めました。

ピアノはフルコンのスタインウェイが置いてあり、響きも素晴らしいホールです。

私が歌を始るきっかけを作って下さったのは、中学時代の合唱部の顧問の先生。寝ても覚めても歌うこと、合唱部にのめり込んでいました。その先生が真摯に音楽に向き合っているのに、ただただ毎日必死についていき、歌う事の楽しさを教えて頂きました。この先生との出会いがなければ、音楽の道、歌う事の道には進んでいなかったです。

先生は50代という若さでお亡くなりになられましたが、毎年、先生のお父さんと岸和田にあるお墓へお参りに行かせて頂いてます。

今回、ピアノをお願いした藤里香世さんは、もうかれこれ20年近くのお付き合いになるピアニストさんですが、岸和田高校のご出身。

そしてヴァイオリンの萩原合歓さんは、ここ最近、オペラや演奏会でたて続けにご一緒する事が多く、今回お願いをしました。今は神戸にお住まいですが、岸和田のご出身で、その昔はだんじりをひいていた事もあるとレコーディングのリハーサルで知りました。

偶然とは思えない何かを、ついつい考えてしまうのです。もうすぐ先生の命日、七回忌になります。

明日からいよいよプッチーニアリアの収録です。むくの木ホールの響き、プッチーニ の音楽を楽しみながら頑張りたいと思います!








2021年2月15日月曜日

CD制作進行中



 まだまだ用心は必要ですが、コロナも一時期に比べると収まってきて、ワクチンも輸入され、これから暖かくなり、少しづつ色々が良い方向に向かえばいいなあと思っています。


コロナに翻弄され、もう一年近く経ちますが、その間、沢山の演奏会やオペラも中止となり、色んな事を考えさせられた一年でした。

時間も沢山できました。


大人数で歌うオペラやコンサートは、現実的に難しく、今しかできない事を!と昨年より計画を立て、CDを作る事にしました。

あまりに歌う機会が少なくなった反動?か、二枚のCDを作る事にしたのです。


一枚は「日本の歌」、もう一枚は「プッチーニ  オペラアリア集」と全く違うタイプの二枚をリリースすることに!


諸々順調に進んでおり、「日本の歌」の方のレコーディングが終了しました。数日のレコーディングは、体力と集中力、修行のようでしたが…()   素敵なメンバーと一緒に音楽を作る事ができ、とても充実した時間になりました。


今までじっくり取り組むことがなかった日本歌曲、童謡、唱歌も、コロナがあったからこそ挑戦してみようと歌わせて頂いてます。


これから「プッチーニ ・オペラアリア集」に切り替えてまいります。


このレコーディングのことを順に綴っていきたいと思います。本当に沢山の方々にお世話になりながら歌わせて頂いています。


音楽を、歌声を、皆さまにお届けできるよう頑張ります。完成しましたら、ぜひお聴き下さい!


まずは「日本の歌」の収録曲です。

どうぞ宜しくお願い致します。


「日本の歌」平野雅世 ソプラノ

 藤里香世 ピアノ/萩原合歓 ヴァイオリン


花      滝廉太郎

宵待草    多 忠亮 

早春賦    中田章 

おぼろ月夜   岡野貞一

故郷         岡野貞一

浜辺の歌    成田為三 

ゴンドラの唄  中山晋平 

この道     山田耕作

曼珠沙華    山田耕作

赤とんぼ    山田耕作 

ペチカ     山田耕作 

初恋            越谷達之助

さくら横ちょう 中田喜直 

さくら横ちょう 別宮貞雄

落葉松              小林秀雄

すてきな春に  小林秀雄

いのちの歌          村松嵩継

翼を下さい          村井邦彦

 



2021年1月21日木曜日

2月27日藤原歌劇団「ラ・ボエーム」中止のお知らせ

 あけましておめでとうございます。 このような時期外れの時期に今年最初のご挨拶となり、こんなにも長い間ブログをほったらかしにしていたことに気づきました。申し訳ございません。

昨年の最後に書いた記事は藤原歌劇団の「ボエーム」に出演させて頂くことになった!と喜んで書かせて頂きました。

今年最初の記事が、この藤原歌劇団の「ボエーム」が中止になった悲しいご報告となりました。誠に残念ですが、兵庫公演の中止が決定致しました。私は先週まで東京で稽古にも参加していたのですが、先週末に事務所から連絡があり、歌手やスタッフ、合唱団が東京から大所帯で大阪に行くことが問題になっているとのこと。特に児童合唱の移動は厳しく、状況をうかがうと致し方なく思います。

昨年の音楽稽古から始まり年が明けてからは立稽古にも参加するため東京に通っていました。また、採寸もして頂いた後、衣装合わせや靴合わせ、かつら合わせなども行っていたので、その度に公演への期待が膨らみ、楽しみにしていたので本当に残念でなりません。ショックも大きく、なんだか気がぬけてしまっています。

私の方にチケットのお申し込みをして頂いた方には個別に中止のご連絡を差し上げます。お代金をすでに頂いている方には、払い戻しの手続きをさせて頂きます。順次皆様へご連絡をさせて頂きます。

残念なお知らせ、楽しみにお待ちいただいた皆様にはご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんでした。

コロナ禍で大変な状況はまだまだ続きますが、また皆様に聴いて頂ける日に向けて頑張ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。