2016年3月31日木曜日

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」 7月の出演

7/27水 「ドン・ジョヴァンニ」にドンナ・アンナ役で出演致します。
指揮の小山さんは、藤原歌劇団を代表するプリモテノールですが、今回は指揮をされます。
歌手の方々は初共演の方も多く、一緒に作品を作ること、今からとても楽しみです。
また、この「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィラ役を歌ったことはありますが、今回はアンナ役を歌います。同じオペラで違う役を歌うという経験はないので、これも本当に楽しみです。前回とは違う視点から作品を感じることができるはず。モーツァルトのダ・ポンテ(作詞者) 三部作(フィガロの結婚、コジ・ファン、ドン・ジョヴァ) 、どの作品も一度その役を歌い演じると、思い入れも強くなり、3作品とも好きですが、特に「ドン・ジョヴァンニ」の音楽には魅了されます。この作品、また違う役を歌う機会を頂き感謝です。
届いたばかりのチラシです。改めてご案内させて頂きますが、ぜひお越し下さい〜



 

2016年3月29日火曜日

オペラ『ジャンニ・スキッキ』より ‘私のお父様’ 公開レッスン1

私がレッスンを受けるのではなく、私がレッスンをしてる様子を見て頂きました。お世話になっている童謡コーラス・ドミソ音楽事務所さんで行いました。こちらの東京事務所では「平野雅世マンスリーコンサート」を毎月開き歌わせて頂いてますが、今日は関西、三ノ宮事務所でレッスンしました。レッスンを受けて頂いたのは、この事務所で童謡を教えている指導員の先生。大阪音楽大学の卒業生で、私の後輩にもなる若い声楽家さん。曲は プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」から私のお父様と、「マイフェアレディ」から踊り明かそうの2曲、どちらもソプラノがコンサートでよく歌う曲です。
私は、声楽家の方、趣味で歌われてる方々にレッスンをしてますが、公開というのは今回が初めてでした。
特に、高音になると、その音にアタックをかけ、その音に向かって息をぶつけてるようなところを、息を流すように等々…限られた時間の中で、レッスンを受けてる彼女だけでなく、お客様?聴講者?の皆様にも納得してもらい、彼女が変わっていく様を見て、聞いて頂くのは、自分が歌うのとは違う意味で緊張もしましたが、楽しい時間でもありました。彼女が一生懸命ついてきてくれ、レッスンの最初と最後で歌が変わったのを私一人でなく、お客様と共感できて本当に嬉しかったです。
来月、再来月もこの公開レッスン続きますが、また違うアプローチで臨みたいと思います!




 

2016年3月26日土曜日

アメージンググレイス

「アメージンググレイス  」他数曲、土屋医院という病院で歌わせて頂きました。土屋先生がお医者様という立場から生活習慣、食生活などで気をつけることをお話しをした後、ミニコンサートとなりました。アメージンググレイスの歌詞も先生が説明下さいました。
 ちょうど一年前に亡くなられた私の恩師のお父様からメールを頂いたところで…私の歌の原点になる中学の合唱部の先生。私は御葬式で弔辞と弔歌を頼まれ、歌わせて頂いたのがアメージンググレイス。私が選曲しましたが、偶然にもその先生が亡くなる前に、お父様の携帯の着信音をアメージンググレイスに設定されてたそうです。
もともと好きな曲でしたが、弔歌として歌ってから、より思い入れの強い曲になりました。またコンサートなどで歌わせて頂きたいと思います。

アメージンググレイス
『驚くべき何と甘美な響きよ、
私のように悲惨な者を救って下さった。
かつては迷っていたが、今は見つけられ、
かつては盲目だったが、今は見える。


神の恵みが私の心に恐れることを教えた。
そしてこれらの恵みが恐れから私を解放した
どれほどすばらしい恵みが現れただろうか、
私が最初に信じた時に。』



 


 


 

2016年3月23日水曜日

コレペティ

ドニゼッティ作曲「カプレーティ家とモンテッキ家」の楽譜。略して「カプモン」と呼ばれるこの作品、お話しはロミオとジュリエット。8月の本番に向け、譜読みを一通り終え、これから暗譜に入ります。
この 譜読み→暗譜 は個人での作業になりますが、ここで歌手がお世話になるのがコレペティという名のピアニスト。ピアニストと言ってもオペラの伴奏を弾くだけでなく、イタリア語の矯正、キャラクター、状況に合った音楽作り、作品の様式など… 歌手にコーチしてくれます。私の場合、ソプラノですので、例えばテノールの方とのデュエットの場面では、ピアノを弾きながら、テノールのパートを歌われ、私の歌を聴き、指導してくれます。
私はデビューのボエーム以来、服部容子先生にコレペティして頂き、レパートリーを作ってきましたが、本当に素晴らしい先生です。
この「カプモン」も初役なので、何回かに分けて順にみて頂き、今日、一巡目最後までみて頂きました。場合によっては二巡目、三巡目と見て頂くこともあります。
コレペティして頂き、色んな事が裏付けされ、それによって暗譜もしやすくなるのです。さあ、暗譜、暗譜!!


 

2016年3月21日月曜日

オペラフォーラム

  全国オペラフォーラムという、各地のオペラ団体、主に制作、事務局の方が集まり、お互い意見交換、状況報告をして日本のオペラの今後を考えようという会に参加してきました。
  私は関西のオペラ事情をお話ししてほしいと呼ばれましたが、主に東日本の団体と首都圏の団体、財団の方々、また北海道や、私がトゥーランドットでお世話になった三河市民オペラもいらしてました。
私は個人、一声楽家という立場で、関西で音楽活動してきた経験を通して見てきた事、関西のオペラ状況をお話しさせて頂きました。
  どの団体も集客の問題、資金問題を抱えていて、今後、団体間での共同制作が必要というお話しになりました。
  また、日本でオペラが担う役割は 芸術的役割だけでなく、社会的役割はどうなのか?という問題がでて、オペラ=声楽家・歌手と置き変える事ができ、私自身考えさせられました。「オペラが好きで歌っています!」なんて当然の事で… オペラを通して、自分は社会に何の貢献ができてるのか?ということも踏まえて歌っていかなければならないと思ったのでありました。



 


 

2016年3月20日日曜日

5/9チャリティーコンサート

私がヴォイストレーナーとして行ってる女性合唱団レガーテさんが主催しているコンサートです。今回で5回目を迎えますが、私はニューヨークに留学してた時を除いて毎回出演させて頂いてます。
昨年から福島の中学生を大阪に招待して歌って頂いてます。
私も歌を始めたきっかけは中学の合唱部でした。その頃、部活で歌うことが私の全てだったように、彼女達も全力で歌ってる事がその姿、声から見てとれました。震災後、歌なんて二の次、歌い続けることもままならない環境の中で、被災地でどんな思いで歌ってるんだろう… と、全く震災と無縁の環境で呑気に歌っている私は、彼女達の何とも清らかな声に色んな思いが入り混じり、涙しながら聴き入りました。
5/7はぜひドーンセンターへ!
本番の時間、夕方からだと今知りました…(笑)   チケット既にお持ちの方、お時間お間違えのないように!



 



2016年3月19日土曜日

ホームページ作りました

やっと出来ました~ 年明けから少しづつ作り始めたホームページ、完成しました!お気に入り、ブックマークに追加して頂けたら嬉しいです。
こちらのブログでは公演情報に加えて、オペラのこと、お稽古のこと、レッスンのこと、日々感じたこと、そして我が愛猫ノンタンのことなど・・・ 更新していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

平野雅世ホームページ