2016年12月31日土曜日

④スペイン2日目 トレド

朝からプラド美術館、ソフィア王妃芸術センターをはしごした後は、お昼ご飯です。マドリードのレストランで2種類のパエリアを頂きました。メインがパエリアなのですが、その前の前菜?が多い。そう、一人前がかなりのボリュームなのです。メインのパエリアの前にお腹いっぱいにならないか心配。。。なんて思っても、目の前に出てきたパエリア、その後のデザートまで、全部頂きました!

※イカスミとシーフード系の二種のパエリア、前菜は大皿に野菜がいっぱい。この大皿一枚が一人前です!


昼食の後は、マドリードから約1時間程バスに乗り、世界遺産の街、古都トレドへ。「もし1日しかスペインに居られないなら、迷わずトレドへ行け」という言葉は、色んなガイドブックに載っていて、楽しみに向かいました。

まず、最初に景色を一望出来るスポットでバスを降り、写真撮影タイム。残念なことに、この日は雨。小雨だったので、傘をささずに写真を撮りました。茶色と白の街並みは、イタリアのフィレンツェに似てるなと思いました。

※トレドの街、お天気のせいで、あまり綺麗に撮れず…


再びバスに乗り込み、トレドの街への入り口?というのでしょうか。長崎のグラバー邸へエスカレーターに乗って上がっていくのと同じ感じで、もっと長いエスカレーターを乗り継ぎ、トレドの街へ入って行きました。

※トレドの街への入り口

エスカレーターを昇りきり、街の中を歩きながらの観光でしたが、街の中も坂が多く、もちろん石畳。この街に住んでる人達は大変ですが、皆、足腰が鍛えられ、お元気だとか。

※坂道が多いトレド。ピンクの傘は私。


細く、入り組んだ石畳の坂道を歩き、サント・トメ教会へ入場し、エル・グレコの名画「オルガス伯の埋葬」を鑑賞。こちら、本当に凄い人だかりでした。

※エルグレコの「オルガス伯の埋葬」ネットからの画像


その後、徒歩で街の中心にある、スペインのカトリックの総本山のトレド大聖堂(カテドラル)に入場しました。祭壇には、キリストの生涯を木彫りで順に描いてるものが、壁いっぱいにあり、彫刻にきめ細かさを感じながら、高い天井までいっぱいの各場面に迫力を感じ、ため息が出る感じでした。

※圧巻の祭壇。左のように柵がしてましたが、柵の間にレンズを入れ、綺麗に撮れた事に自己満足!


イザベル女王の王冠や金、銀で飾られた聖体顕示台。年一回のキリスト聖体祭の時には、200キロの重量がある、この顕示台が担がれ、トレドを行進するそうです。この大聖堂の中での一番の見所という事で、沢山の方が写真を撮っていました。私もタイミングをうかがって、撮影出来ました。とにかく、観光地で、カメラを向けている人が沢山いる場所は見どころなのです。分かりやすくていい!

※聖体顕示台


※今、実際には使われていないという豪華なパイプオルガン。


そして、ここでもエル・グレコの絵を見る事ができました。
※エル・グレコの「キリストの聖衣剥奪」撮影OKで、私が撮りました!

大聖堂の見学を終え、街並を見つつ、石畳を帰りは下り、行きに乗ったエスカレーターを降り、バスへ戻りました。トレドの工芸品のお店に寄った後、マドリッドのホテルへ戻りました。

※トレドの工芸品のお店の人形。古くは甲冑や武器をなど作っていたそうで、飾ってました。等身大でインパクトありました!


今日の夕飯はフリー。街に出掛けたい人は、ガイドさんの案内で夕食に出掛けるようでしたが、結構疲れたので、母と私はホテルの近くで簡単なものを買って来て、お部屋で頂く事にしました。

私が買い物に行く事になり、母に
「何か食べたいものある?買いに行って来るわ!」と尋ねると、
「おにぎりでいいわ!」との答え。ここはスペイン!マドリッド!おにぎりって…!! 先が思いやられた…(笑)

2016年12月30日金曜日

③スペイン 2日目 マドリッド

朝、ホテルロビーにイヤホンガイドを持って集合し、マドリッド観光に出発。

雨のスペイン広場

 
最初に、ドンキ・ホーテ像があるスペイン広場へ。生憎の雨で、写真を撮った後、徒歩で、すぐ近くのプラド美術館へ。必見の三大巨匠、ベラスケス、エル・グレコ、ゴヤの絵を中心に鑑賞しました。プラド美術館では撮影禁止。ネットから画像を引っ張ってきました。

 ベラスケスの 「王女マルガリータ」と「女官たち」


エル・グレコの「聖三位一体」と「受胎告知」


ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」
そして、我が家の「裸のノンタン」。遊んでしまいました…すみません。

プラド美術館を出た後は、同じくマドリッドのソフィア王妃芸術文化センターへ向かいました。この日は美術館のはしごです。

ソフィア王妃芸術文化センターは何と言ってもピカソの「ゲルニカ」が有名。モダンな雰囲気の入り口から入り、ガラス張りのエレベーターで上まで上がって鑑賞。元々病院だったという建物を美術館に改装したそうで、中庭もあり、近代的な入り口とは違い、中は落ち着いた空間でした。

赤い壁の前にオジェがある入り口から入場。中は天井が高く、開放的な廊下で、中庭にはミロの作品もありました。

やはり撮影は出来ず、有名作品はネットから!

ピカソの「ゲルニカ」

ダリの「偉大なる手淫者」と「後ろ向きに座る少女」

ミロの「カタツムリ、女、花、星」と「パイプをくわえた男」

プラド美術館は2時間程、ソフィア王妃芸術文化センターは1時間くらいだったでしょうか…  日本人男性の現地ガイドさんが、効率よく館内を案内して下さり、見どころの絵を丁寧に細かく、分かりやすく説明下さいました。

有名な絵、教科書で見たことのあるような絵を実際に沢山見る事ができ、思ったより大きい絵だったり、小さい絵だったり。また色合いも、印刷物を見てたのと違い、鮮やかだったり、逆に色合いが暗く感じたものもありました。ガイドさんつきで、充実した鑑賞ができました。

プラド美術館などは、丸一日あっても見きれない美術館ですが、見どころを、ムダなく短時間で凝縮しての美術館巡りができました。また、入場も予約入場?優先入場?出来、待ち時間なしで入場できたのもツアーのおかげでした。

2016年12月29日木曜日

②スペイン旅行 1日目

朝8:00伊丹発の飛行機で、成田へ出発。ジャル・パックなので、飛行機もJAL。伊丹空港に、出発1時間以上前の到着を目指したので、かなりの早起き、早朝の出発です。

出発2日程前に、今回のツアー・コンダクターさんから、電話でのご挨拶がありました。成田のジャル・パックツアー・カウンターで、コンダクターの方と初めてご対面。今回の旅行で大変お世話になったツア・コン、稲村聰子さん。お話し上手、流暢で滑舌も良く、こちらの質問などにも的確にご回答下さいました。頼りになる、素晴らしいコンダクターさんで、その仕事っぷり、本当にかっこ良かったです。旅の最後、お別れの前に、ヘルシンキの空港で、記念に一緒に写真を撮らせて頂きました。

成田からいよいよ出国!JAL国際便で、乗り継ぎ地のフィンランド、ヘルシンキ・ヴァンター空港へ、約10時間ほどの飛行。

飛行機の中では、帰国後すぐに稽古が始まる「カルメン」の暗譜もしっかり出来、重たかったですが、楽譜は持って行って正解!はかどりました。話題の映画「君の名は」も見ることができました。

乗り継ぎなども含め、フィンランドに上陸したのは、全く初めてでした。空港は、可愛いいムーミン・グッズが沢山売っていて、免税店をブラブラしていると、あっと言う間にヘルシンキ出発の時間に。ヘルシンキからは、フィンランド航空、約4時間半飛行機に乗り、スペイン、マドリッド・バラハス空港へ到着。

空港からホテルまでは、バスであっと言う間でした。ホテルに到着したのは、スペイン時間で21:00を過ぎていました。約16時間半の空の旅、ヨーロッパは、行くだけで、やはり大変です。

2016年12月28日水曜日

①スペイン・ツアー選び

今回行ったスペイン旅行記、早く書かなきゃ忘れてしまう…と思いながら、今頃になってしまいました。

今回、私はスペインを訪れるのが全く初めてで、スペインの南から北までの見どころを、効率よく一気に巡りたかったので、パッケージツアーで行くことにしました。

ツアーを選択するにあたっては、母が一緒なので、観光スケジュールが激し過ぎないこと、そして、私が行きたい場所が入ってるツアーを選びました。

マドリッドやバルセロナはもちろんですが、アンダルシア地方には当然行きたいと思っていました。たいていの旅行会社で扱うスペインツアーは、それらの観光地にはお決まりのコースで訪ねる旅程。

ただ、ロンダに行くツアーは、ほぼなかったです。「ロンダのパラドール」に泊まりたい!と、10年前のスペイン旅行計画の時から思っていました。その時見たガイドブックか雑誌に、特集が組まれていて、行ってみたいと思い続けてた場所です。


ロンダはスペインの地名、パラドールはスペインの国営宿舎という意味だそう。パラドールは、昔の教会やお城、洞窟などを高級ホテルに改装していて、なかなか予約も取れないとの事でした。

ロンダのパラドールに泊まるツアーを選ぶと、たちまちツアー会社が絞られました。あと、私のスケジュールの都合で、パッケージツアーでは出発日も限られます。パンフレットに出発日が書いていても、催行されないツアーも結構あるんですね。

そして、そして、今回「ジャル・パックツアー」でスペインへ行く事になりました。選択肢がほぼない中で決めましたが、結果的にジャル・パックで良かったな、と思える旅行になりました。オススメです。私はJALの回し者ではないですよ!(笑)

2016年12月27日火曜日

秋の名曲コンサート・レビュー

10月に古賀政男記念ホールで歌わせて頂いた、「秋の名曲コンサート」のレビューが、株式会社ハンナから出版の雑誌『ハンナ』に掲載されました。こちら、編集部より、書かれた清水さんより、ブログに載せても良いとのご許可を頂き、アップさせて頂きました。

一番手強いと思い、緊張して歌わせて頂いた、オペラ「ドン・カルロ」からのエリザベッタのアリア、頂いた評が励みになり、来年三月に、また歌わせて頂く際の自信になりました。

また、最近、クラシック音楽の衰退を色んな場面で感じる事があるのですが、クラシック、オペラの将来に光が見えたようで、とても勇気、元気を頂きました。

この評を書いて下さいました清水様、ありがとうございます。そして、この日、お運び下さいましたお客様、この日歌う機会を作って下さったフランコ様、ありがとうございます。
そして、そして、いつも応援下さる皆様、ありがとうございます。

少し早い年末のご挨拶、一年の御礼を申し上げます。感謝を込めて、ありがとうございます!



こちら文章拡大 ↓








2016年12月26日月曜日

徹子の部屋

ル〜ルル♬ ルルル♪ ル〜ルル♬ 
「徹子の部屋」へ遊びに行って来ました。テレビ出演した!のではないです… 

ダリ展の帰りに、東京の新国立美術館のそばにある、六本木ヒルズのテレビ朝日のスタジオに寄ってみました。

色んな番組のセットがあり、「徹子の部屋」セットで写真を撮った次第です。徹子さんが小さすぎ、私が大きすぎるので、すぐにバレる気がしますが… 騙された方、いらっしゃいますでしょうか? ! ごめんなさい。

他に「ドラえもん」や「相棒」関連のものもあり、大いに楽しめました!

2016年12月25日日曜日

ダリ展

スペインに行く前に、日本でダリ展に行ってきました。本当は、バルセロナから新幹線?高速鉄道で1時間程のフィゲラスという町にある、ダリ美術館に行きたかったのですが、今回のツアーでは時間がなかったので…

でも、この日本でのダリ展に大満足で、見終わった後には、スペインでは行けなくても、まぁいいかな、と思える程大規模、充実していて大満足でした。

ダリといえば、奇想天外?!変てこ?な世界が面白くて、引き込まれます。ダリの作った白黒無声映画や、晩年に手がけたディズニーとのコラボ映画の一部も見る事ができました。

また、ダリの生涯と一緒に順に作品を見るのですが、ダリの奥さん、ダリの敏腕マネージャーだったという、ガラの事も興味深かったです。

こちら、ガラの事についての面白い記事を見つけました。→ http://www.geocities.jp/takahashi_mormann/Articles/galadali.html


2016年12月24日土曜日

ロシア大使館 X’masコンサート終了

警察官にチェックされ、ロシア大使館に入館してのクリスマス・コンサートでした。

今回のコンサート、ソプラノ大先輩の畑田さん、雑賀さんのお二人とご一緒させて頂き、華やかなコンサートになりました。

私が初めて「蝶々夫人」をさせて頂いた時、ダブルキャストだったのが、畑田さんです。畑田さんは、既に何回もバタフライをされていて、作品も蝶々さん役も手中に入れてらっしゃる状態。お稽古では、ずっと勉強させて頂きました。

雑賀さんは、ニューヨークに留学されていたこともあり、私がニューヨークに留学中にもニューヨークにいらして下さり、色々教えて下さり、一緒にメトのオペラを見に行ったりしました。

そんなお二人と、久しぶりにお会い出来て、嬉しかったです。

ピアニストの藤里さんとも久々の共演でした!

寒い中、年末のお忙しい中お越し下さいました皆様、ありがとうございました。

メリー・クリスマス!!

2016年12月22日木曜日

「ぶらあぼ」

楽器店や各ホール、CDショップ・タワーレコードなどにも置いている、音楽情報誌「ぶらあぼ」。よく読ませて頂いてます。

藤原歌劇団のお稽古場所である、昭和音楽大学にも置いてあり、「カルメン」のお稽古の際に、今月号・1月号をゲットしました!

全国のオペラやコンサート、クラシックの情報が盛り沢山に掲載されています。しかも無料、webでも見ることができます!

そちらに来年の千葉、風の丘ホールでのオペラ「マノン・レスコー」の情報、写真入りで載せて頂きました! ありがとうございます。

また「カルメン」の指揮者、山田和樹さんの、「カルメン」を指揮するにあたっての記事も載っていて、興味津々で読ませて頂きました。

「マノン・レスコー」、「カルメン」ともに会場でお待ちしています!


 

2016年12月21日水曜日

ブログ

一か月程前から、ブログシステムを変更して使ってきましたが、どうも自分にしっくりきません。

投稿もしづらいことに加え、何よりブログページが見にくい事が気になっていました。

新しいブログページに自分も慣れるだろう、慣れなければ!と思いながら更新してきましたが、見にくい、しっくりこない、という思いは増すばかり。

また、ブログを読んで頂いてる方々に、新しいブログページの感想を聞くと、皆様そろって「以前の方が見やすかった」とのご回答。

大袈裟ですが… ブログを書くモチベーションは下がる一方。

思い切って、元のシステム、グーグルのbloggerに戻すことにしました。原因の分からない「エラー」の現象が起こりやすいことから変更したのですが…  投稿しやすい、見やすい、そして、何より自分が納得したページを作れるので、戻す事に致しました。

再びシステムエラーが起こる可能性はありますが、その際にはまた、グーグルで新しいアドレスでページを立ち上げたいと思っています。

ブログアドレスは変わる可能性はありますが、幸い、ホームページがあります。ホームページの「ブログ」をクリックして頂くと、いつでもブログページへ飛ぶようにしておきたいと思います。

今後ともホームページ、ブログへのアクセス、ノンタンともども、どうぞよろしくお願い致します。

平野雅世 ホームページ

ブログページ




2016年12月19日月曜日

「第九」終了

ここ数年、毎年歌いに行っている東成区の「第9」、終了しました。ありがとうございました。

地域の皆様で取り組んでらっしゃるこの「第9」、今回で8回目で、再来年は10周年を迎えるそうです。運営など、地域の皆様で色々工夫されて取り組んでらっしゃってきた事と思います。私も、できる限り、お手伝いさせて頂きたいです。

カルメンのお稽古も続いてますが、風邪に気をつけて、年内の本番、お稽古、乗り切りたいと思います!

 

2016年12月16日金曜日

フランス語のディクション

カルメンの舞台はスペインです。 お稽古の中で演出家がお話し下さいましたが、カルメンの作曲家、ビゼーは実際にスペインを訪ねたことがないそうです。行ったこともない国なのに、こんなにスペインを感じる音楽はない位に、スペインらしい音楽を作ったピゼー。前奏曲だけで、一気に聴いてる人をスペインの世界に誘います。後世に、これだけ世界中で上演される作品を作り出したビゼー、天才ですね。改めてこんな事を思いながらのお稽古。

カルメン、舞台はスペインなのですが、歌っている歌詞はフランス語です。オペラの大半がイタリア語、次に多いのがドイツ語。フランス語はその次にきます。フランス語のオペラ作品自体少ないですし、上演も少ないです。イタリアオペラの際は、ディクションの先生がお稽古に入ることは少ないのですが、フランス語のオペラの際は、ディクションの先生が入り、発音チェック、歌う際に発語するコツなどを指導して下さいます。

ディクションというのは、演劇やオペラなど、舞台での発音方法という意味で、私達は、「ディクションの先生」、「今日はディクションの稽古だった」というように使っています。

今回の「カルメン」もディクションの先生のお稽古があり、色々と注意やアドヴァイス、御指導下さいます。歌う側は、ディクションの先生が歌を聴いていると思うと、途端に緊張が走り、何だかドキドキしてしまいます。これって、車を運転してる時に、警察が居る前を通る際、スピードを落として、徐行運転する感じの感覚だな、って思うのは私だけでしょうか?

※動画は、スペインのロンダの山道を車窓から。狭い道を対向車が来ても、上手く走ってくれました。

2016年12月14日水曜日

噂のカルメン

連日のカルメンのお稽古ですが、本役のカルメンさんは、年が明けてからの来日です。

今、お稽古でのカルメン役は、「カバー」、「アンダー」という呼び方をする代わりの方が、お稽古に来て歌って下さってます。

カバーとアンダー、細かくは少し違います。「アンダー」は、お稽古、リハーサルなどでその役の代わりをして下さいます。本番に立つ事はありません。
「カバー」はお稽古は勿論、本番でも、そのキャストに何かあった場合に、舞台に立つ可能性があります。「カバー」の方がキャリアが上ですが、日本語ではまとめて、「代役」となるのでしょうか?

来年いらっしゃる本役のカルメンさん、身長が185センチだそうです。凄くカッコイイだろうネ〜と噂をしながらのお稽古が続いています。

※こちらのチラシは名古屋公演のもの。東京公演も名古屋公演もチケットのお手配致します。ぜひご来場下さい!



 

2016年12月13日火曜日

スペインのロンダ

「カルメン」の立ち稽古初日。今夏の「カプレーティとモンテッキ」以来、演出家の岩田さんにご挨拶出来ました!

今回の「カルメン」のコンセプトを、キャストに岩田さんが丁寧にお話し下さいました。舞台のセットの模型や、幕ごとに転換する舞台のイメージ画、また各キャストの衣装のデザイン画を見せて頂きながら、説明を聞きました。セットや衣装のデザイン画を見せて頂くと、急に具体的なイメージに近づき、本番が本当に楽しみになります!

ホワイトボードに、舞台のイメージ画、衣装の絵が貼られていたのですが、その中で、一枚の見覚えのある風景の写真がありました。他は全て「絵」だったのですが、その風景のみ、写真を印刷したものでした。今回、スペイン旅行で行った「ロンダ」の写真が!あのロンダの渓谷の写真ではないですか!!

今日は、実際に舞台を作る、美術の増田さんがいらしてて、少しお話ししたのですが… 今回、岩田さんのイメージする舞台のセットを考えるのに、ロンダの渓谷をイメージして舞台を作られたとのこと。 私が「ロンダに行ってきたとこなんです!」と写真を見せると、驚かれてました。

「カルメン」のお話しの中に「ロンダ」という地名が出てくるわけでもないのに… 行ったばかりのロンダがイメージされてる舞台に立てること、とても嬉しくなりました。今回、ロンダにこだわって、ロンダに行くスペインツアーを探して行ったのですが… この事はまた後日に。

 

2016年12月12日月曜日

「カルメン」マエストロ稽古

今までの音楽稽古は、副指揮の指揮で練習をしてきましたが、初めて本指揮、山田和樹マエストロの指揮で歌う、お稽古でした。

やはり、初回のマエストロ稽古といえば、キャストや、音楽スタッフ、制作にも緊張が走り、稽古場が、いつもと違う引き締まった雰囲気になります。加えて私は今回、山田マエストロと全くの初対面。緊張しながらお稽古に向かいました。

以前、「題名のない音楽会」で拝見した時と同じで、とてもソフトで、優しい口調でお稽古を進めて下さいました。色々ご指導、ご指摘頂き、どんどん音楽がマエストロの棒で変わっていき、私も気づいたら乗せられて?! 緊張も忘れ、楽しんで歌わせて頂きました。

明日から立ち稽古!立ち稽古初日は初日で、また緊張する時間ですが… 明日は初日ですので、演出家から、今回のカルメンのコンセプト説明があります。どんな「カルメン」になるのか、とても楽しみです。

 

2016年12月11日日曜日

大阪灘クラブ

ONC (大阪灘クラブ)、灘高校のOBの方々が大阪で集まられてる会に呼んで頂きました。いつもオペラやコンサートにお越し頂き、大変お世話になっています。

来年、関東方面の方々と合同で大同窓会をされる予定だそうですが、その会で歌わせて頂く事になりました。 皆様に親しみやすい曲や、本格的なオペラを選曲していこうと思っていますが、今回、リクエストを頂いているのが、灘高校の校歌と応援歌です。

驚いたのが、皆様、今でもスラスラと、何も見ないで口々に歌われるのです!そんな、皆様の思い出深い曲を歌わせて頂くこと、本当に嬉しく光栄に思います。

 

2016年12月9日金曜日

「第九」終了

埼玉で「第九」。この曲を歌うと、聞くと、 もう年を越すんだなぁと思う私は、とても日本人! 年末になると「第九」を演奏するのは日本だけだそうで…

会う人毎に「良いお年を」と挨拶する事も増えてきました。一年が本当に早いです。

※写真・記事は藤原歌劇団(日本オペラ振興会)のツイッターから頂きました!

 

2016年12月8日木曜日

オペラ「マノン・レスコー」

チラシが届きました。

来年ですが、3/12、20、25と大好きなプッチーニの「マノン・レスコー」歌わせて頂きます。何れかの日、御予定に入れて頂けたら幸いです。ご連絡お待ちしています!

主催・風の丘ホールについては、追い追いアップしてまいります。女性建築家が御自身の御宅をホールにされてる素敵な空間です!

 

2016年12月7日水曜日

スペインへ!

ブログを更新できなかった10月後半、念願のスペインに行ってきました!

10年程前に友人とスペインに行く計画を立て、飛行機やホテルを決め、現地でレンタカーを借りる手配をしようとする中、オペラが入ってきて、行く事を断念しました。

5年程前に、また行く事にしました。その友人とは全く予定が合わず、母と行く事にして、ツアーに申し込みました。ところが、出発の1週間程前にツアー会社から連絡があり、スペイン全土でストが行われるようで、スペインまで行っても、ホテルに缶詰めの可能性があります。キャンセルして下さっても構いませんとの事で、この時は急遽台湾に行きました。

今回、3回目の正直でスペイン、やっと行くことができました。順に旅行記を写真と一緒にアップしていこうと思います。写真はバルセロナのサグラダファミリアです。

スペイン気分のまま?! 来年2月本番の「カルメン」の音楽稽古も始まりました。藤原歌劇団のお稽古場所、新百合ケ丘の昭和音大通いが始まります。