2020年9月11日金曜日

藤原歌劇団 「ラ・ボエーム」関西公演

藤原歌劇団のオペラ「ラ・ボエーム」、生舞台でもテレビでも、素晴らしい歌手の方々が歌われているのを何度も見てきました。そんな憧れの舞台に立たせて頂きます。

藤原歌劇団、記念すべき初の関西公演で歌わせて頂きます。

大変な時期ですが、こんな時だからこそ、大好きなプッチーニ、大好きな「ボエーム」のミミを歌える事に感謝して、精一杯歌わせて頂きたいと思います。

明日9/12からチケット発売開始です。今のところ、客席を半分にしてのチケット販売になっています。ご連絡頂きましたら、良いお席をお手配させて頂きます!

来年2月27日(土)14:00 兵庫芸術文化センターへ、ぜひぜひお越し下さい。
















2020年9月8日火曜日

無観客収録公演 

9月に入り、無観客での演奏収録がありました。
お客様がいない状態で、カメラに向かって歌います。

普段、お客様のいるコンサート会場で歌う事が当たり前になっていて、無観客で収録をするのは、気を遣うところが多いです。お客様からの反応がない状態で、カメラに訴え続けるというのに慣れておらず、テンションを保つのが難しいです。
普段、いかに客席にいるお客様方から、歌うエネルギーを頂いかが身に染みて分かります。

こういう事も含めて、コロナだからこその経験だったんだなあと、後から振り返る時期が来るのかもしれません。

どんな経験も無駄にはならないと、信じて歌います!

それにしても、重唱用に置かれた、沢山のアクリル板!
主催者のご苦労には、感謝しかありませんでした。





2020年8月28日金曜日

「埴生の宿」Home, sweet home 再編集版

自粛中、一番最初にリモートで動画を作ったのが「埴生の宿」です。
ひきこもり中、ハープの音色、音楽に触れる事ができ、私自身がとても励まされました。
この動画を作ったことをきっかけに、自分で動画を作って、発信していこうと思いました。きっかけを作って下さったハープの清水さんに感謝です。

何本か動画を作っているうちに、動画の編集や音の編集も,素人ながら色々出来る事が増えてきました。編集技術がアップしてくると、初期に作ったものが、とても気になっておりました。
特に音楽家としてこだわる音は、もう少しいい状態のものをアップしたいと思うようになり、元の素材を再編集してみました。

リニューアル版「埴生の宿」、最後に曲の解説も入れてみました!
今回もノンタンと一緒です。 ぜひお聴き下さい。


2020年8月24日月曜日

オールソプラノズ、ライブ配信 終了

オールソプラノズ、ライブ配信ご視聴頂きありがとうございました!
当日は、今まで経験したことのないライブ配信にワクワクしながら会場に向かいました。
場所は本番終了まで非公開でしたが、兵庫県立美術館のホールで歌わせて頂きました。

自分が歌う事に緊張もあり、興奮もありましたが、共演させて頂いたソプラノさん達の素晴らしい歌声を生で聴ける喜びにも心が熱くなりました。
コロナで急に沢山の本番がなくなった状況は皆同じで、皆の歌に対する情熱、エネルギーに自分の思いも重なり、胸が震えました。

歌わせて頂ける事、聴いて下さり応援して下さる方々がいることが、こんなに貴重な事だったんだと改めて思い、最後の歌では皆と共に号泣でした。

このような機会を頂けた事に心から感謝致します。
ライブ配信という形も、クラシックの一つの新しい形になるような気がします。

音楽業界が一日でも早く元に戻る事を願い、打ち上げもせずに終演後はすぐに解散しました。本番後のアドレナリンいっぱいの状態で、あーでもない、こーでもない!と打ちあがれず寂しい気もしますが、ここは我慢ですね。

コンサートは9月末まで期間限定でご覧頂けますので何度でもご覧下さいね〜

ありがとうございました。



            ↓こちらユーチューブからご覧いただけます。


2020年8月22日土曜日

朝ドラ「エール」古関裕而作曲『船頭可愛や』

昨日も今日も、朝ドラ「エール」で流れていた『船頭可愛や』、歌ってみました。
ドラマに沿って、録音をする!歌ってみる!は、テーマがあってなかなか面白いものですね。

西洋音楽を勉強した古関裕而(古山裕一)が、当時の流行歌を作ったのは、どれだけ大変だったかと思います。音楽家としての思い、プライドもあるでしょうし、また別の技術も必要でしょうし。それにしても、三浦環のおかげでこの曲が大ヒットしたとは!これで、音の学費も、家賃も払えますね。本当に良かった!

今日の「エール」で三浦環(双浦環)先生の『プッチーニが私をみつけてくれたから』『私はいい音楽を広めたい』いう言葉、とても印象に残りました。大好きなプッチーニの曲も、またアップしたいと思います。

さた、今日録音した『船頭可愛や』ですが、ピアノを弾いているときは、部屋でおとなしくしていた愛猫ノンタンですが、歌の録音を始めると、急に抱っこして!の攻撃が始まり鳴き続けるのです。抱っこすると鳴き止むので・・・・抱っこしたまま歌いました。
耳元で大声で歌ってるのに、全く平気、呑気なノンタンです。途中で、頭突きまで・・・ めげずに歌い続けました~(笑)

ノンタンも一緒にご覧ください。


2020年8月20日木曜日

朝ドラ「エール」劇中歌~オペラ「椿姫」さようなら過ぎ去った日々よ

NHK朝ドラ「エール」、毎日楽しく見ております。
今日は、「椿姫」のオーディションで、音が見事にヴィオレッタ役に決まります。
その時に歌った曲が、「椿姫」三幕の最初に歌われる〈さようなら過ぎ去った日々よ〉です。

三幕、ヴィオレッタは終始、神と対話しているように思います。
この曲も、自分の過去を振り返りながら、神様と対話をしています。

テクニック的にも大変難しい曲ですが、それ以上に、胸の内、ヴィオレッタ自身の心で歌われる内なる声を、外に向けて発信していく難しさのある曲です。
私は、思いを込めれば込めるほど、内に入りがちになってしまい、日本人的だ!西洋の女性は、悲しみも外へ向けて表現するものだ!と指導を受けながら、舞台に立ちました。
その時の舞台、ユーチューブにアップしましたので、お聴きください。

この曲をオーディションで歌った「エール」の音さん、ヴィオレッタに決まって良かった!! 私も人の心に届く歌を歌えるよう精進いたします。



2020年8月19日水曜日

8/23(日)ライブ配信の予告映像

8/23(日)14:00~のライブ配信コンサートの予告動画です。
今回の発起人、出演者のお一人のソプラノ松岡さんがコンサートの準備でお忙しい中、短い時間で、作って下さいました。
素敵に作って下さいましたので、予告編、どうぞご覧ください!

私は、ソロで「宵待ち草」とオペラ「蝶々夫人」からある晴れた日にを歌わせて頂きます。他にも皆さんと一緒に歌わせて頂く曲もございます。

8/23(日)、コンサート、ぜひご覧ください!


2020年8月17日月曜日

半年ぶりのコンサート!

実に半年ぶりのコンサートで歌わせて頂きました。ヴォイストレーナーとして行かせて頂いている合唱団、レガーテの方々が企画し、会館なども手配下さいました。

今年、2月半ばに「第九」の本番を最後に、コロナでオペラやコンサートが相次いで中止になり、人の前で、ホールで歌わせて頂くのはその時以来でした。

ピアニストと一緒に歌わせて頂く事も、声がホールに響き、空気の振動を体感できる事も、色々忘れていた感覚を思い出させて頂きました。何より、聴いて下さるお客様がいて、拍手を頂ける事に感謝しかありませんでした。私自身が感動を頂き、涙がでました。

コロナの前まで、人前で歌う機会を沢山頂いてきたことが、当たり前になっていましたが、こんなに幸せなことだったのだと、改めて実感しました。

感染症対策もあり、合唱団限定のコンサートでしたが、また色んな所で音楽が出来るようになればと心から願います。少しづつ、決して無理なく。

大変な中、お手配下さったレガーテの皆様、このような機会を頂、本当にありがとうございました。


2020年8月15日土曜日

「長崎の鐘」古関裕而作曲

終戦記念日に平和を願って、古関裕而さんの「長崎の鐘」を歌ってみました。
朝ドラ「エール」を毎日観ていますが、実に色んなタイプの曲を作っている。
「長崎の鐘」、「栄冠は君に輝く」とは全く違うタイプの曲になりますが、悲しいだけでなく、曲の最後の「ああ、長崎の鐘は鳴る」部分は和音もかわり、希望も感じられ、本当に名曲だと思います。


2020年8月9日日曜日

「栄冠は君に輝く」古関裕而作曲

早速届いたマイクで録音、動画編集をしてユーチューブにアップしました。
音がきれいにとれて、本当に嬉しいです。

今、NHK連続テレビ小説「エール」を見ています。朝ドラを見ることはあまりないのですが、自粛期間中にたまたま見たのをきっかけに見始めました。最初から見たいと思っていたところ、コロナの影響で撮影がストップした影響で、1話から再放送されていて、私にとっては願ったり叶ったりのタイミングで毎回見ています。

その物語の主人公、作曲家の古関裕而、本当に沢山の名曲を残していることを知りました。そんな中で、明日から始まる高校野球交流試合に関わる曲も作曲していることも知り、録音してみました。

コロナの影響で、夏の甲子園大会は中止となりましたが、代わりの試合となる交流大会、高校野球球児の皆様が無事に悔いなく試合が出来るようエールを送りたいと思います。

「栄冠は君に輝く」~全国高等学校野球選手の歌~ お聴きください!






2020年8月7日金曜日

8月23日(日)14:00~「オールソプラノズ」ライブ配信

4月、緊急事態の最中に「オールソプラノズ」による『ふるさとの四季』を配信させて頂きましたが、その第2弾として、何と!ライブ配信でコンサートをお届け致します。

4月にも関西のソプラノを集め、企画、動画編集、配信と陣頭指揮をとって下さった松岡万希さんが、今回はライブ配信という形で手配下さり実現することになりました。

私も自主制作のオペラをしてきた経験から、コンサートの企画、実行をするのがどれだけ大変か理解しています。またコロナ下という事で、通常時のコンサートとは違い、より大変なのですが、4月に続き、今回もライブ配信の手配を全て整えて下さった松岡さんには尊敬と感謝しかありません。

ライブ配信でのコンサート出演、初めての経験でとても楽しみです。また、普段オペラなどでは、なかなかソプラノの方とご一緒させて頂く機会が少ないのですが、今回、こんなに沢山の素敵なソプラノの方々とご一緒させて頂けてとても光栄です。そして何より、会場で歌えることの嬉しさでいっぱいです。

コンサートは8月23日(日)14:00~ ユーチューブで無料の生配信をさせて頂きます。この時間に見逃した方もご覧頂けますので、オンタイムで一緒に楽しんで頂いても良いですし、また後からゆっくりご覧頂くことも出来ます。こちら→https://youtu.be/RTamK8OJlyQ のチャンネルでどなたでもご覧頂けます。     

ぜひぜひご覧ください!画面の向こうでお待ちしています。

2020年8月6日木曜日

マイク到着!

ステイホームも長くなりそうという事で、配信のための自宅での録音精度を上げようとマイクなど録音機材一式を購入しました。皆さん考える事は一緒で、マイクとパソコンを接続する変換器のような役割の「オーディオインターフェース」という、自宅録音で必須の機材が、どこも売り切れ、入荷待ちという状況で、注文をしたのは6月でしたが、8月に入り、やっと入荷の連絡が入り無事に到着しました。待望の録音機材一式です。

パソコンに諸々ダウンロードし、説明を見ながら何とか接続でき、録音ができるまでにこぎつけました。今までレコーダーで録音していたのですが、比べると音の綺麗さは明らかで、テンションが上がります!

クラシック、生で聴いて頂くのが一番という事は痛感しています。だからこそ、配信で少しでもいい音で聴いて頂き、また会場に聴きにいらして頂きたいという思いで購入しました。これからも動画をアップしていきますので、お聴き頂ければ嬉しいです。

2020年7月31日金曜日

「夜明けのスキャット」「銀色に染める優雅な月よ」

実に一か月ぶりのブログ更新となりました。
歌の本番がない状況の中で、今出来ることを頑張るしかないと、頭では理解していますが、なかなか色んな事へのモチベーションが保てずにいます。

7月に入り、日常をすこしづつ取り戻し始めたように思ったのも束の間、また毎日の感染者数増加に不安な日が続きます。

そんな中で、楽しみながら取り組んでいる動画配信、リモート演奏ですが、録画機材もボチボチ揃えていきながら続けてみようと思っていますので、ユーチューブ「平野雅世チャンネル」をご覧頂けたら嬉しく思います。

普段、なかなかお会いできない愛知にお住いのオペラ歌手、吉田恭子さん、岡田尚之さん、お二人とのリモート演奏が実現しました。コロナという環境下だからこそ生まれたリモートアンサンブルのおかげで、普段遠くにいて、なかなかお会いできない音楽仲間と一緒に歌うことが出来ました。新しい音楽の形です。生、ライブに勝るものはないですが、今できることとして取り組んでいこうと思っています。

2曲、ユーチューブにアップしていますので、ぜひお聴き下さい!





2020年6月21日日曜日

動画制作

都道府県を跨いだ往来も解禁となり、街も賑やかになってきました。
私も気をつけながら、外出をし始めています。

音楽活動の方はまだまだで、舞台で歌う事は、もう少し先になりそうです。

そんな中、活動ができない音楽家、芸術家のために、吹田市が「吹田のアーティスト応援」という企画で、動画の募集をして下さいました。1分程の短い動画を作り、提出すると、吹田メイシアターで紹介をして下さるという企画です。

表現する機会がない今、嬉しい企画です。また、この自粛生活中に覚えた動画編集を活かす事ができ、自分の中でひとつの形になった事も喜ばしい事でした。

1分で自分の事を紹介すること、動画を作るのは、短すぎてかえって難しかったです。テロップを流す速さにも気をつかいました。人間が1分間に追える文字数、読める文字数を調べたり。。。

吹田メイシアターのページでアップして下さいましたので、ぜひご覧下さい!


2020年5月29日金曜日

「いのちの歌」一人多重録音 

ヴォイストレーナーとして行かせて頂いてる女声合唱団レガーテさんからリクエストがあり、「いのちの歌」の動画を作りました。

合唱団が使ってる楽譜の編成で、女声がソプラノ、メゾ、アルトと3パートに分かれているのですが、その3パートを一人で歌って録画をしました。自分の声を3声でハモらせた音を初めて聞いた時は、少し不思議な感じもしましたが、これもリモート演奏からの延長で、普段できないことも出来たな、と思います。

この自粛生活中、歌う事、歌う事だけでなく「音楽」があることが、大きな心のよりどころになってきました。歌も歌っていますが、ピアノを弾く時間も長くなりました。
緊急事態宣言が解除されましたが、どれくらいのペースで元の生活に戻っていくのか全く分かりませんが。。。。

どんな状況の中でも、音楽ができるようにしてくれた両親に感謝です。この「いのちの歌」を歌って、そんなことも再認識致しました。






2020年5月18日月曜日

「You Raise Me Up」リモート演奏

大学の同じ門下生でリモート演奏したものが、やっと形になりました。実に1ヵ月位かかりました。

今回、ハープ、ハンドベル、トーンチャイム、ピアノ、歌という編成でやってみようという事になり、まずそんな編成の楽譜もありませんし、どの楽器が、どの部分の音を受け持つかという編曲のような事に時間がかかりました。それぞれが録画をして、それを一括に合わせては、その楽器は、ベルだ!ピアノの方がいいんじゃないか、、、などという打ち合わせをテレビ電話で重ねました。

また、今回、フェルマータなども多く、テンポが一定でなく揺れる曲というのも、このリモート合奏ではかなりハードルが高くなります。

同じ空間で顔を突き合わせ、お互いの音を聞き、楽譜を一緒に見れば、それぞれの呼吸を感じることができ、それほど難しい事ではないのですが。。。。

そんな試行錯誤を皆で重ねながら、パソコン上でやっと形になった時には、とても感動しました。一緒に演奏した皆に、音楽に心から励まされました。

「You Raise Me Up」... あなたがいてくれるから、私は今以上の自分になれる。
あなたが支えてくれるから、私は強くなれる。

お聴き下さい。


2020年5月15日金曜日

オペラ歌手が歌う「異邦人」

「ダルシマー」という楽器の事をご存知でしょうか。私は知らなかったのですが…

先日、テレビで「マツコの知らない世界」《昭和ポップスの世界》編を見ていました。
その時、私の好きな曲「異邦人」の事が紹介されていました。「異邦人」に「ダルシマー」という楽器が使われ、とてもオリエンタルな雰囲気が出ているとの事でした。

テレビに映ってる「ダルシマー」、初めて知りましたが、どこかで見た事があるような…
以前、「埴生の宿」の動画をアップしましたが、その時一緒に演奏して下さったハープの清水さんがよく一緒に演奏してる人だ!清水さんのSNSの投稿などで、見かけた事があったのです。

「異邦人」は好きな曲だし、ダルシマーの人が身近にいる!  これは一緒に演奏できないかと思い、連絡をして、リモートでの演奏となりました!

ダルシマーは、ピアノの中の弦、(グランドピアノの中を思い浮かべて下されば分かりやすい) を直接ハンマーで叩いて音をだします。独特な雰囲気の音色で、「犬神家の一族」のテーマでも使われている事で有名だそうです。
ユーチューブなどで「犬神家の一族」「テーマ」などと検索するとすぐに出てきて、「あ〜!聞いたことある!」となると思います。こちらに載せようかと、今調べましたが、少しおどろおどろしい影像も出てきたので、掲載するのをやめておきます…

動画制作も少しづつ慣れてきて、今回は録音の方法を変え、映像も色々と盛り込んでみました。オペラ歌手が歌う?!「異邦人」お聴き下さい。


2020年5月6日水曜日

NHK大河ドラマ「龍馬伝」テーマ曲

ゴールデンウィークも終わりです。長いお休みで、いつからがゴールデンウィークの始まりか、終わりか、もはや分からなくなっています。。。。

家の中で出来ることをと、遠隔演奏でアンサンブルをしたり、動画作成をしています。
音楽家ですので、やはり一番こだわりたいのが「音」「音質」です。聴いて下さる方に、少しでも良い音質でお届けしたいと強く思うのですが....
ネットやデジタルで伝える音楽の「音」「音質」を調整する、加工をする方法を、あまりに知らな過ぎる事を痛感しています。

音質の事も勉強しつつ、引き続き動画をアップしていきたいと思います。
今日も、ユーチューブにアップする際の音量、デシベル数について知ったばかりです。

2年前のコンサートの音源から動画を作りました。NHK大河ドラマのテーマ曲「龍馬伝」を歌わせて頂きました。リハーサルを携帯電話で録音していたものですが、もう少し良いレコーダーで録音しておけばよかったなあ。。。
迫力あるオーケストラと一緒に躍動感ある曲を歌わせて頂き、とても興奮したコンサートでした。








2020年5月1日金曜日

オールソプラノズ ステイホーム企画!

4月中、ほとんど外出する事もないまま、5月に入ってしまいました。
家の中で、ピアノと向き合う時間がもの凄く増えています。
いつまで、この自粛生活が続くのだろうと思いながらも、今こそ出来ることを!とコツコツするしかありません。

そんな中、ソプラノの松岡万希さんが企画して下さり、関西のソプラノで歌った、こちらの動画を作って下さいました。オペラなどではソプラノどうしで、あまりご一緒する機会が少ないです。皆様、お忙しくご活躍されてる方ばかりですし、これぞ遠隔演奏、また自宅自粛中だから実現したものだなあとつくづく思います。

音頭をとって下さり、皆に指示を出して下さり、皆の動画を集めて、こんな素敵な動画に仕上げて下さいました!ブラヴァ〜です。
動画編集作業、どれだけ大変だった事か。。。やってみてこそ分かります。
松岡さん、本当にありがとうございます。

ぜひご覧下さい!



2020年4月27日月曜日

テノールの二塚さん、早すぎます・・・

先週、信じられない連絡が入りました。
今まで何度も共演してきたテノールの二塚直紀さんが亡くなったと。

コンサートでもオペラでも共演させて頂きました。特に長い時間、一緒に稽古をして本番を迎えるオペラのことは心に残っています。「椿姫」も「トスカ」も「コジ・ファン・トウッテ」も「アイーダ」も相手役をしてくれました。今思い返しても、パワフルで、ボリュームがあり、艶やかな素晴らしい声。音楽に向き合う真っすぐな姿勢が思い出されます。

演出家の岩田さんが発起人となり、二塚さんへのメッセージや写真をSNS上で取りまとめて下さることになりました。そして、お葬式もライブ配信して下さる事に。お取り計らい下さった関係者の皆様のおかげで、自宅からですが、お別れをすることができました。

残された奥様の立派なご挨拶、お二人の小さなお子様の姿は、涙なしに見ることができませんでした。そして画面越しに聴かせて頂いた録音の歌声は、やはり素晴らしい歌声でした。

まだまだ一緒に歌いたかった… まだまだ素晴らしい歌声を聴かせて頂きたかった…
残念でなりません。

以前、ブログにも上げていた「椿姫」の動画、アルフレード役は二塚さんです。映像の中の彼を見ていると、亡くなったことが嘘のように思えます。

心からご冥福をお祈りします。




たくさんの舞台でご一緒させて頂きました。本当にありがとう。





2020年4月24日金曜日

リモート演奏にチャレンジ!

コロナで引きこもり中。。。

遠隔演奏、リモート演奏にチャレンジ!

アイフォンのアプリで、別撮りした動画を合わせ、パソコンで動画を編集します。それぞれの自宅で演奏したものを合わせます。

どれもこれも初めてのことで、色々試行錯誤しながら、まず一人で色々実験をしてみて、何とか出来そう!となり、大学の先輩でハープをされている先輩と「埴生の宿」を演奏してみました。ハープによく合う曲です。

それぞれの自宅で演奏した録画データーをお互いに送り合いました。動画制作作業、慣れないことで大変ではありましたが、やり始めるとなかなか楽しい作業でした。

動画編集、まだまだ初心者ですが。。。。
記念すべき第1作ご覧ください!


続編をアップできるよう頑張ります!



2020年4月17日金曜日

クルーズ旅行 その4 2日目② in シンガポール

ガーデン・バイ・ザ・ベイに到着。象徴的なスーパーツリーが目の前に迫ります。
入り口を入ってすぐに、植物園全体を周るシャトルバスがあり、早速乗ることに。
2つのドームには、後から入って見学することにして、超巨大植物園の外、全体を歩くには、暑すぎる・・・広すぎる・・・という事でバスの乗って大正解でした。




巨大ツリーを下から見上げると、なかなかの迫力です。




一番印象に残ったオブジェ
巨大赤ちゃん?!が浮いています。








植物園全体をバスで周った後に、2つのドームに入ることに。最初にフラワードームから。色鮮やかな花がいっぱいです!ドーム内は涼しくて快適です。








広いドーム内、透明の天井からの日差しはまぶしかったです。南国の植物園らしくカラフルな花が沢山でした。



花の間のあちこちに、人形やオブジェが沢山ありました。子供も楽しめます。














もう一つのドーム、クラウド・フォレスへ。雲の中の森と言ったドームは入り口にある天井近くまである緑の山からの滝が迎えてくれます。エレベーターでこの山の上まで昇り、宙に張り出した空中回廊を歩きながら降りてくるのは、結構スリルがありました。水のしぶきも飛んできて、熱帯雨林を歩いてる気分です。




二つのドームを見終え、外に出ると、お昼近くになっていました。一番暑い時間でしたが2本の巨大ツリーをつなぐ吊り橋?、空中遊歩道に行ってから植物園を後にしました。
暑かったですが、見晴らしは最高で、海にはこれから乗るクルーズ船も見えました!



天気が良くて、真っ青な空に白い雲がくっきりと浮かんでいます。
空に一層近い吊り橋、暑そうですが、ここまで来たので昇ります!




昇ってみるとこんな感じ。人一人通れるくらいの吊り橋、景色は最高でした。

2020年4月14日火曜日

クルーズ旅行 その3 2日目①inシンガポール

2日目①

飛行機が到着する少し前、機内食、朝食が出てきて目が覚めました。
朝食を頂いたら間もなくして、シンガポール、チャンギ国際空港に到着しました。
朝の5時頃、早朝に到着しました。
チャンギ国際空港、降りたらすでに南国です


乗船までの時間、シンガポールを観光する予定でした。
定番のマーライオンと、ガーデン・バイ・ザ・ベイ(植物園)の二つを訪ねてから、乗船しようという計画です。
空港で夏モノの服に着替え、両替をしてから、まずトランク、大きな荷物を預けに乗船場に向かいました。空港を出ると、ムワーっとして、常夏の国に来た!と実感、でもタクシーに乗ったらガンガンにクーラーが効いていて、温度調整がなかなか大変です。

乗船場に到着しても、朝早すぎて、荷物の預かり所もまだ閉まっていました。
ちょうど雨も降ってきて、荷物の預かり所が開くころまで、乗船場で雨宿りをしました。
しばらくして、荷物を預け、マーライオンパークへ出発です。
クルーズ船に乗るチエックインカウンター、早朝でお客さんは誰もいません。
午後、乗船する時にはものすごい行列でした。


広場に到着した頃には、雨も止んでいて、無事マーライオンと会えました!朝、早い時間でしたが、すでに沢山の観光客で、ベストショットの写真を撮るのもなかなか大変でした。マーライオンの後ろには一回り小さい小ライオンもありましたが、こちらはほとんどの人が素通りです。こちらはこちらで可愛いかったですが・・・  
このベイエリアの公園は、マーライオン像以外に何かがある訳ではないのですが。。。 シンガポールといえば、マーライオンという定番、外すわけにもいかず、最初に訪ねました。写真を一通り撮り、植物園、ガーデン・バイ・ザ・ベイに向かいました。

シンガポールの街中では、基本的に流しのタクシーを拾うという事が出来ません。駐車禁止が徹底していて、タクシー乗り場でしか乗車することができないのです。法律が厳しく、路駐もありません。
タクシーを降りた場所、マーライオン公園のタクシー乗り場に戻ればいいだけなのに、なぜか戻れず・・・ ウロウロしてしまいました。一度、地下に入って、地上に出る?といった感じがよく分からず、ずいぶんウロウロしてしまいました。ジワジワと暑くなってきましたが、何とかタクシー乗り場に到着し、ガーデン・バイ・ザ・ベイに出発です。


マーライオン!


                         


マーライオンの後ろの小ライオン


2020年4月12日日曜日

クルーズ旅行その2 シンガポール発 ロイヤルカリビアン ボイジャー・オブ・ザ・シーズ クルーズ旅行 1日目

シンガポール発 ロイヤルカリビアンのボイジャー・オブ・ザ・シーズで行く
クルーズ旅行、5泊6日 の旅行記です。

1日目 
関空からシンガポールへ

関空を夜出発するシンガポール航空の飛行機に乗りました。午前中に出発する飛行機と違い、ゆっくり出かけられてなかなか良いです。
約7時間の飛行時間です。シンガポールには翌日の朝に到着します。
朝から観光に出かける予定だったので、見たい映画もありましたが....
翌日に備えて寝ることにしました。
シンガポールは、時差1時間程度で、時差ボケもなく楽ですが、問題は暑さです。。。
体力温存です。寝よう!

私は、ずいぶん昔に一度だけシンガポールに行ったことがありました。
行ったと言っても、飛行機の乗り換えです。
若い時に、格安航空券でヨーロッパに行き、乗り換えでシンガポールに行きました。
格安航空券ということもあり、かなーり長い乗り継ぎ時間でした。チャンギ国際空港は世界の一大ハブ空港で、そういう長い乗り継ぎ時間がある人達のために、空港から無料の観光バスが出ているのです。そのバスで、シンガポールの町を観光したことがありました。乗り換え時間を有意義に過ごせて楽しかった記憶があります。

今回、旅行に行くにあたり調べたところ、今でもそういうバスはあるようですし、また空港(チャンギ国際空港)自体がアミューズメントパークのようになっていて、滝が流れる植物園が併設されてたり、ますますパワーアップしていました。今回は、空港の植物園に行く時間はないですが・・・ 
南国の一大植物園、「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」には行く予定です。
ガイドブックを見て準備。
植物園内の空中遊歩道(歩いている人が小さく写っています) も歩いてみよう!

2020年4月9日木曜日

クルーズ旅行 その1

コロナ騒動の中で報道されていたクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスの事をを見るたび、とても心配で気になっていました。コロナのせいで、倒産する船会社も出始めてると聞いています。クルーズが悪いわけでもなく、早くコロナが収束して、またクルーズ旅行に行けるような平和な日になればと思っています。

昨年の10月、クルーズ旅行に行ってきました!本当に楽しかったです。クルーズ万歳です!ゆっくり旅行の事を書く間もありませんでしたが、自粛、ひきこもり生活につき時間がある今、ゆっくり、楽しく振り返ってみようと思います。

ここ数年、クルーズブームという事もあり、クルーズの特集番組や、ジャパネットでもクルーズ旅行を販売をしているテレビを見ては、行ってみたい!と思っていました。

主人が永年勤続で旅行券を頂けることに!会社からのご褒美という事で大きな顔をして仕事を休める、らしい…ということで、せっかくだし海外に行こうよ!そしてクルーズに行こうよ!とクルーズ船のパンフレットを集めてきました。主人もパンフレットを見て、楽しそうだなあと賛成してくれました。洗脳ではありません・・・(笑)

パンフレットを見ながら、行きたいコースを決めつつ、主人と私のスケジュールを合わそうとしましたが、なかなか合う日がないのです。
旅行券には有効期限がありますし、主人がどうしても休めない日があり、私も決まっている本番があったりで・・・

また色々調べていくうちに、乗りたい船も行き先も絞られてきました。エンターテイメントが充実した「ロイヤルカリビアン」というアメリカの船会社の船です。ロイヤルカリビアンの船に乗る日本からの発着ツアーは、どうしてもスケジュールが合いませんでした。
日本からの出発日、催行日がひと月に2,3コースほどしかないのです。シンガポール発着の船に乗るツアーを見ていたのですが、シンガポールまでの飛行機、シンガポールのホテル、そして船がセットになっているものでした。

そうだ!自分でそれぞれを予約したら、もっと選択肢が広がるんじゃないか!?と思い、調べてみると、やはりそうでした。乗りたい船の出航日が沢山あり、スケジュールに合わせて、それぞれを予約しました。ネットで世界中のものを何でも予約できてしまうのです!

ロイヤルカリビアンの「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」という船に乗って、シンガポール発着、マレーシア、プーケットへのクルーズ旅行です!

10月の下旬に行って来たのですが、偶然にも結婚記念日に日本を出発して、結婚記念日の翌日が誕生日の私は、船の上で誕生日を迎えることができました!
感謝~ ありがとう!!!

タイタニックの4倍、船内には劇場やアイススケートリンクまであるボイジャー・オブ・ザ・シーズ!
届いた説明書には、乗船から下船までの注意点などが詳しく書いています。初めてのクルーズに心躍ります~




2020年4月6日月曜日

命あってこその音楽、文化

長い時間をかけて準備をしてきたオペラ「三部作」が、コロナのために中止せざるおえなくなった事を、順に書き綴りました。中止して、本当に良かったですし、後悔も全くありません。刻々と変わっていく状況の中で、その時、その時に出来る、精一杯のことをして取り組んできました。

音楽家として、主催者として、コロナ騒動の渦中、色んな事を考え、思い、感じました。それを書き、発信するのも、今、音楽家の私に出来ることの一つだと思い、順にブログに書きました。
また、今回の公演を楽しみにしてくれていた皆様へ、今回の公演を支えて下さった皆様へ、ご報告する責任もあると思いました。

そして、まず収束を待つしかないのですが、沢山のオペラやコンサートが次々に中止、延期になり、これからのクラシック業界がどうなるのか、音楽家は皆、心配し、苦しんでいます。そんな音楽家の一人として、歌い手の一人として、今回の状況を書いてみました。

 
コロナの状況は深刻になる一方で、ヨーロッパ、そしてアメリカの様子をテレビで見るたび、胸が痛み怖くなります。特に留学していたニューヨークのマンハッタンが、見たことのないような景色になっていて、恐ろしくなります。
賑やかで、人が沢山いていて、歩くのも大変なブロードウェイに、不気味なくらいに人がいません。緑でいっぱいのセントラルパークに、白いテントの病院ができて…
世界一の街が、こんな風になるんだと、恐怖に襲われます。
日本も時間の問題かと思うのです。

命あってこその音楽です、文化です。
命あってこそ歌が歌えるのです。命ある人に聴いて頂けるのです。命あってこそ音楽に触れられることができるのです。

一日も早い収束を願うばかりです。
また一緒に歌う日のために、また私達の歌を聴いて頂ける日のために、また皆様とお会いできる日のために、皆様がコロナに負けないことを心から願います。



2020年4月3日金曜日

コロナが目の前に

歌うはずだった3月7日の公演日も過ぎ、残務に追われておりました。
今思うと、コロナもまだまだ序の口といった時期でした。

私は、「三部作」が終わって、翌週から4月上旬のオペラ「愛の妙薬」の稽古に入る予定でした。公演があるかどうか気になりながら、楽譜を広げて自分で思い出し稽古をしていましたが、そんな中、やはり公演中止、延期の連絡が入りました。
この頃、ほとんどの公演が、どんどん中止や延期という状態だったので、連絡を頂いた時は、やっぱり・・・という感じでした。スケジュール調査があり、延期日を決めていくとの事でした。

4月のオペラも無くなって、途方に暮れていた所、「三部作」の出演者の一人から電話がかかってきました。「コロナで陽性反応がでた」と・・・衝撃でした。
その方は最後の日の稽古に参加されていました。電話を頂いた日が、その稽古から、ちょうど2週間経った日だったのですが、「保健所で色々聞かれ、オペラの稽古というのが、飛沫感染する可能性が高いので、調査するという事で、代表者の平野さんに保健所から連絡がいきます。」との事でした。
その方は、一度帰宅して、入院する、隔離・・・という状況も聞き、それまで、どこか他人事だったコロナが、一気に目の前に迫ってきたように感じました。

その後、保健所から電話がかかってきました。
「ちょうど2週間経ってるので、皆さん、大丈夫なら問題ないのですが… 2週間の間に発熱や喉の痛みのある方がいるか調査、報告してほしい」との話がありました。

その日に稽古に参加していた人の名前を書き出しました。無事である事を祈るような思いで、 22人の参加者に、順に連絡を取り、健康状態を確認しました。全員、この2週間、健康に問題なく元気でした。本当に本当に良かったです。

そして、公演を中止にして良かったと、心底思いました。あのまま続けていたら、稽古場がクラスターとなり、舞台が感染源になっていたかもしれないと…想像するだけでも恐ろしい思いでした。

2週間経ったら大丈夫と言われても、コロナという得体の知れないウイルス、万が一自分に症状が出ていないだけで、感染しているかもと思うと、それからしばらく、人と会う事も避けていました。

保健所から電話がかかってきたり、身近な人がコロナに感染したり、他の誰かにうつってるかもしれないと心配したり、色んな事が起こり、さすがに参りました。。。



外国で猫にもコロナが発症したと・・・
ノンタンはコロナに負けず元気です!
この春14歳になりました。

2020年4月2日木曜日

「三部作」延期公演

3/7、「三部作」がコロナのために上演出来なくなり、延期、振替公演の日にちを早急に決めなければいけませんでした。会館からは、チケットの払い戻しや他諸々の手続きの都合上、元々の公演日3/7の前、3/5までに振替日を決めて下さいといわれていました。
中止を決めてから1週間しかありませんでした。

オペラは、本当に沢山の人が関わって、出来上がる催しです。会場、オーケストラ、出演者、照明、舞台、衣装、ヘア・メイク、また3作品の上演ということで、出演者の人数もかなりの人数です。各部署、スタッフのスケジュールを合わせていかなければいけません。

先に、会場とオーケストラに半年先頃までの空き日を尋ねていたこともあり、まず候補に上がったのが8月、お盆の週末でした。この日に関しては、交通機関の大変な混雑の時期で、お客様に迷惑がかかり良くないだろうという意見も上がりました。
また、この頃までにコロナが収束しているか分からない、オリンピックもどうなるか分からないし、延期を決めて、また延期となるリスクがあるという意見も出ました。
そんなやり取りをしているうちに、主要キャストのお一人のスケジュールがダメだという連絡もあり、8月という選択肢は無くなりました。

スケジュール調整をしながら、今回かかった経費、損害も具体的に試算し始めました。関わって下さってる方々へ、最低限の謝礼の必要もあります。すでに出費しているお金も沢山ありました。出来上がっている大道具も保管場所の問題があったりと…、明らかに延期公演とは別にかかってしまう経費をざっと計算するだけでも何百万にもなりました。

途方に暮れてる中、今回、協賛金集めで多大なご協力を頂いたONC(大阪灘クラブ)から激励を頂きました。何より強力なサポートに励まされ、とにかく延期日を決めようと進めました。

9月、10月・・と順に進めていっても、なかなかスケジュールが揃うところはありませんでしたが…

調整に調整を重ね、来年2011年4月11日(日)に決まりました。

来年、2021年4月11日(日)
オペラ「三部作」池田アゼリアホール

ぜひぜひ、ご予定をお願い致します。


陶器でできた素敵なティッシュケースを頂きました。
立方体の各面に、公演日、3作品のタイトル、そして私が歌う役名を
入れて下さってました。感激で涙がでました。ありがとうございます。




2020年4月1日水曜日

主催者としての責任

2/26、21:00まで稽古をした後、スタッフ、主要キャストで集まり、コロナの事で3/7の公演をどうするか、という相談が始まりました。

私自身も、もう、延期かなあ・・・という思いで皆さんのご意見をうかがいました。

誰からも、何としてもやろう、やってしまおう、といった声はありませんでした。
逆に、ここで強行してすると、苦情や嫌がらせがくる可能性があるといった声や、万が一、何か起こった場合、どんなにいい内容の公演をしたとしても、そのことに一切触れられることはないまま、やったことを責められ続けることになる。

また、オペラのお客様はご高齢の方が多いです。もし、どなたかが亡くなったりしたら、取り返しがつかない事態になる、後悔しきれないことになるといった声も上がり、3/7は中止という決定に至りました。

同時に、このままやめてしまおうという声はなく、ここまで出来上がっているんだから、ぜひやろうという皆の気持ちも一緒で、延期することに決定しました。本番間近にして、皆の気持ちも一つにまとまり、私自身もこの日の稽古で、皆がより一段と前進した状態を実感していました。

あっという間に時間が過ぎ、話し合いの後、関係者への連絡に追われました。
「また明日!」と別れた出演者全員に、公演の中止、延期のお知らせ、また明日以降の稽古はありませんと一斉メールで連絡を入れたのは夜中でした。
皆に直接、報告、お礼、挨拶も出来なかったことが心残りではありましたが、感傷に浸る間もなく、対応に追われました。

翌日、私自身も個人でチケットを買って頂いていたお客様に連絡を入れました。皆さん、少し前からどうなるのかと気にして下さっていた方も多く、中止と聞いて残念に思いながらも、延期で公演をするという事に喜んで下さいました。
直接お客様と連絡をとっていると、やはり公演はお客様、そして演者、パフォーマンスする人、主催者も、全員が心も身体も健康な状態で開催されなければいけないなあという思いが、より一層強まりました。

何のために歌うのか、誰のために歌うのか、何を目的とした公演なのか、常々考える事はあるのですが、ここまで切実に、真剣に考えさせられたことはなかったように思います。
また、主催者という立場、責任ということを実感しました。

自分が「中止します」と決定したら、それまで当たり前のように行っていた稽古が無くなり、当然のように迎えていた本番も、本当にあっけなく無くなってしまうのです。私が「続行します」といえば、開催することになるのです。

何か起これば、出演者、関係者だけでなく、1000人のお客様、そしてそれぞれのご家族にも影響を及ぼします。そして、出演者、スタッフの築き上げてきた歴史にも傷をつけてしまいます。
主催者というのは、その責任を負う覚悟を持って、色々を判断し、進めていかなければならないということを改めて強く実感しました

アゼリアホールの写真です。どのお席からも舞台がよく見えます!


2020年3月31日火曜日

イベントの自粛要請

2月4週目、「三部作」もいよいよ佳境を迎え、連日の稽古で、テレビなど見る時間もありませんでした。ネットニュースでコロナの状況をチェックしながら、相変わらず、家と稽古場の往復をしていました。コロナの事が深刻になり始め、毎日、出来るかな。。。 中止かな。。。 出来る? やろう! など、頭の中で色んな思いがぐるぐると回っていました。他の団体の公演の中止、開催などの情報も気にしながら、最終的にはやるしかない!という思考に行きつき、稽古、準備に励んでおりました。

そして、忘れもしない2月26日です。
午前中、ホールに電話を入れ、コロナで公演ができるかどうか?会館での他の催しがどうなってるかを尋ねました。
やはりホールは、「財団のものはやっていますので、やるという事でいきましょう!」とお話頂き、何とかなるかな・・・と思いながら稽古へ出かける準備をしていました

ちょうど家を出る直前、お昼すぎに、童謡コーラス事務所の代表、うえたく先生から電話がかかってきました。童謡コーラスさんには、稽古場を提供頂き、また宣伝、広報、チケット販売にも多大にご協力を頂いていました。オペラを主催するにあたり、大掛かりなイベントをするにあたって、色々相談にのって頂き、沢山のアドヴァイスも頂いていました。
「さっきの安倍総理の会見、見た? 三部作、公演が出来なくなる可能性もでてくると思うから、そのつもりで動き始めた方がいいよ。今すぐに、ホールとオーケストラに連絡をして、先の予定、空いている日にちを聞いておいた方がいい。」との連絡を頂きました。

その電話で安倍総理の会見を知りました。全国のイベントの自粛要請です。
この翌日には、全国の学校の一斉休校が発表されました。

すぐに、ホールとオーケストラのマネージャーに電話を入れ、3/7の中止、延期の可能性がでてきてるので、4月以降で空いている日にち、公演ができる可能性がある日にちを挙げて頂くようにお願いをしました。それぞれメールで連絡を下さることになり、稽古に出かけました。

稽古に行く途中には、出演者の江原さんからも連絡を頂きました。
今、東京でお仕事、収録を終え、これから新幹線に乗るんだけど、今日の稽古あるよね?
と、やはりお昼の安倍総理の会見を受け、心配されて連絡を下さいました。

もう、皆さん稽古場に向かっている時間だし、今日はやるという事で進めてます。
今後の方針、また相談させて下さいとお伝えすると、
「分かった!とりあえず行くわ!」とおっしゃられ、大阪に向かって下さいました。

色々思う中で、お昼の稽古が終わりました。
夜の稽古が始まるまでの休憩時間、ちょうどその時にホールから電話が入りました。
お昼以降、安倍総理大臣の会見以降、「オペラはあるのか?」「延期をしてほしい」との問い合わせ、要望の電話が相次ぎ、対応に追われているとのこと。
この状況をみて、延期するようにして下さいというお願いの連絡でした。会館も朝話していた時と全く違う様子でした。安倍総理の会見後、色んな流れが一気に変わったように思います。

また、稽古に来ているメンバーの一人に、関西歌劇団所属の歌い手さんがいました。3月1日に「関西歌劇団70周年記念コンサート」という、団をあげての大きなコンサートが控えていましたが、さっき中止、延期に決まったと話してくれました。

稽古後に、関係者、主要メンバーに集まって頂くことにして、夜の稽古が始まりました。

夜の稽古から参加予定だった江原さんも加わり、「ジャンニ・スキッキ」の稽古が始まりました。
「ジャンニ・スキッキ」は、私の出番が少なく、皆の稽古を沢山見る事が出来ます。
皆のパフォーマンスが素晴らしく、楽しくて、面白くて、感動して、コロナの事も忘れる時間でした。

あっという間に夜の稽古も終わり、スタッフさんから「明日の稽古場もここです!」とアナウンスがあり、「また明日!」と皆と別れました。
この日が最後の稽古になったのですが、この後の話し合いで最終決定するまでは、皆にお知らせをすることが出来ずに皆と別れました。 


2020年3月30日月曜日

「三部作」怒涛の2月

約2年前から計画していたオペラ「三部作」ですが、実際にキャスト、スタッフが集まり、昨年の11月から音楽稽古が始まりました。
ありがたいことに早々にチケットも完売し、2月からは立ち稽古が始まりました。
演目も3作品、キャストも多く、皆さんのスケジュールを合わせて稽古を組むことも大変でした。私自身も、3作品、頭を切り替えて3役に取り組んでおりました。

信頼するキャスト、スタッフの皆さんと一緒にプッチーニの作品に取り組みました。
沢山の人数で一つの作品に取り組むこと、ワンチームで大きな船に乗り、本番という到着地に向かって進んでいく作業、稽古の時間が私は大好きです。
作品の事を考え、自分が演じる役の事を考え、共演者の役の事を考え、どう歌って、どう表現してお客さんに聴いて頂くか、観て頂くかという事を考え、歌い、演じる稽古をする時間が大好きです。オペラをする醍醐味だと思います。

そんな充実した時間をすごしていた最中、2月に入って間もなくして、「コロナ」のことが、ちらほら聞こえ始めました。

2月の2週目に入り、キャストの数人から、「明日の本番がコロナで中止になった」「今週の本番がコロナで中止になった」と、間近で、コロナのために本番が流れていることを聞くようになりました。

アゼリアホールへ連絡をして、会館の様子を聞きました。「財団主催の公演は基本的にやっています。鳥インフルエンザやサーズで、他の会館が公演を中止している時も、うちは公演をしてきました。大阪府や市からの指示などが出たら別ですが、やるという事でおりましょう!」とのお返事で、その時は、まあ大丈夫、出来るだろうと考えておりました。

3週目に入り、チケットを買われてるお客様から、直接連絡を頂くこともでてきました。
コロナですが、どうなりますか?中止ですか?との問い合わせも増えてきましたが、基本的にはにはやろうと思いながら練習に励んでおりました。
お世話頂いてるONC(大阪灘クラブ)からは、「当日、万全の準備をしてやりましょう。マスクや消毒液の準備、手配はしておきます。」との心強い連絡も頂いておりました。

コロナの事だけでなく、本番が近づくにつれ、色んな準備に追われ、家と稽古場を往復するだけの毎日で、家には寝に帰るだけのようになってきていました。
準備に追われ、寝る間もなく、気づいたら食べることも忘れて・・
そういえば、昨日稽古に行く前にご飯を食べて以来、今朝まで何も食べてなかったなあ、と翌日、稽古に行く途中に気づき、途中で食料を買い、稽古場でご飯を食べるという日もありました。目まぐるしく時間が過ぎ、忙しすぎると食べることも忘れてしまうような日が本当にありました。

そんな具合で、2月に入ってからは、あっという間に時間が過ぎていきました。


☆3作品の楽譜、この3冊を常に持って稽古に通いました


2020年3月29日日曜日

「三部作」寄付金集め

「三部作」、色々を決めていく中で、同時に考えないといけないのがお金のことです。
予算書を作り、常ににらめっこをしていました。

オペラを上演する場合、特にオーケストラ上演となると、チケット代金の収入だけでは賄いきれない現実があります。大きなオペラ団体は、どの団体も助成金をもらって上演をしています。

軍資金集めには、私の音楽活動を常々応援下さり、大変お世話になっているONC(大阪灘クラブ)の強力なサポートがありました。メンバーの皆様のご尽力のおかげで、沢山の会社の御協賛を頂ける事になりました。
協賛の趣意書の作り方から始まり、お願い、お礼、請求書を出して、領収書をお渡しする方法など、何から何まで教えて頂きました。
折々に集まって下さり、相談にのって頂き、一緒に真剣に考えて下さいました。

実際に、趣意書を持って、色々な会社へ伺うこともあり、緊張しながらオペラの良さ、公演をする意味などをお話しました。お忙しい方々が、私のような一音楽家の話に、時間を取って耳を傾けて下さった事だけでもありがたかったです。
会社勤めをしたことがない私にとって、企業のお偉い方々のお部屋に通して頂くことも貴重な経験でした。

他にも音楽を通して、今までご縁があった方々から寄付金を頂き、目標にしていた金額にほぼ届き、予算的にも公演が現実的なものになりました。

また、初めて助成金の申請も提出しました。助成金関係は、初めて提出した時は、99%通らないと聞いていましたが、ダメ元でも、とにかく出せるものは出してみよう!というスタンスで出してみました。書類を作ること、揃えることは、慣れていないこともあり、分からないことも多く、大変でした。

大阪府の助成金も出すことにして、説明会が開かれてることを知り、伺うことができたので行ってきました。音楽だけでなく、演劇、文楽、ダンス、様々な団体が参加していて、いくつかの団体の事情、お話も聞くことができました。

そんな中で、朝日新聞文化財団から助成金交付の連絡を頂きました。この財団への申請は推薦書が必要で、指揮者の広上淳一先生に書いて頂きました。先生の推薦書のおかげで助成金を頂くことが出来たのです。
広上先生には、私の文化庁の留学の際にも推薦書を書いて頂き、留学させて頂きました。
重ね重ね、感謝しかありません。

沢山の方々から頂いたお気持ちに感謝する一方、この公演への大きな期待も感じ、皆様からの応援、お気持ちに添うような本番にしなくては、推薦書に恥じない公演にしなければというプレッシャー、責任も感じるようになりました。

本番の約2年前から、沢山の人達のご協力の下、長い時間をかけて進めてきました。

今、振り返りながら、整理をしながら書いています。それぞれに色んな事があり、悩んだり、迷ったり、落ち込んだりもしましたが、応援して下さる皆様の支えがあり、またお気持ちに助けて頂き、公演に向けての準備に取り組むことができました。


余談ですが… 
今日、初めて今年の大河ドラマ「麒麟がくる」を見たのですが、オープニングのテロップに広上先生の名前を見つけて、嬉しくなって音楽を聴かせて頂きました。オープニングのNHK交響楽団の音楽を指揮されていて、お名前が大きく出ていました。今年の大河、広上先生の指揮だったんですね!


広上先生の指揮で、大河ドラマ「龍馬伝」を歌わせて頂いたコンサート

2020年3月28日土曜日

プッチーニオペラ研究会「三部作」

オペラ「三部作」の上演は、プッチーニのオペラ、全作品を歌いたいという事から始まったプロジェクトの集大成として取り組んできた企画です。
2013年「トスカ」、2015年「マノン・レスコー」、2018年「西部の娘」をピアノ伴奏で上演してきました。この上演に合わせ、「プッチーニオペラ研究会」という名前も作り、順に上演して参りました。

2018年5月、東京で「西部の娘」を終演した頃から、「三部作」の上演が頭の中に浮かび始めました。
最初は、ピアノ伴奏での上演を前提に話を進めていたのですが、色々な人に相談をする中でオーケストラの話が浮上し、ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団にお願いをすることができました。

この企画で、オーケストラでの上演の場合、オペ管(ザ・カレッジオペラハウス管弦楽団)にお願いしたいという強い思いがありました。
言葉を理解して、言葉につけて下さるオーケストラとして、オペ管、そしてコンサート・ミストレスの赤松さんには絶大な信頼がありました。
赤松さんにアポを取り、オペラハウス管弦楽団にお願いにあがりました。

オペ管は大阪音楽大学管轄のオーケストラで、外の仕事、新しい団体との契約を積極的にしていないという事で、すぐにお引き受け下さるかどうか分かりませんでした。
お引き受け下さるかどうか、大学の決定には1か月ほどかかるとのことで、お返事を頂くまで、ドキドキしながらの1か月を過ごしました。
お願いできるとの連絡を頂いた時は本当に嬉しかったです。

また、公演の企画書を作り、いくつかのホールに持ち込み、お話を聞いて頂きました。
以前、演奏会形式で「トゥーランドット」を歌ったことでご縁があった、池田市のアゼリアホールが、ぜひにと取り上げて下さる事になりました。
ちょうど池田市制80周年に当たる年で、その事業として上演頂ける事に決まりました。
「トゥーランドット」もプッチーニ作曲のオペラで、ご縁を感じました。

そして、キャストですが、「ジャンニ・スキッキ」をする際は、絶対にお願いしたい!と、ずっと考えていたのが、江原啓之さんです。
江原さんとの出会いもずいぶん前になります。私が、初めてプッチーニのオペラを歌った、初めて主役を歌わせて頂いた関西二期会の「ラ・ボエーム」で共演させて頂きました。それからのお付き合いで、今回お願いしたところ、お忙しいスケジュールを調整して下さり、ジャンニ・スキッキ役を歌って頂ける事になりました。江原さんをはじめとして、ご活躍中のキャストの皆さんにお願いすることができ、キャストも決まっていきました。

それぞれ時間がかかり、大変でしたが、ホール、オーケストラ、キャストと決まっていきました。


             ☆ボエームで共演した江原さんと


2020年3月27日金曜日

オペラ「三部作」延期

ブログでのご報告、また発信が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。

今月3/7に公演予定だった 池田市制80周年記念公演 プッチーニ オペラ「三部作」は新型コロナ感染症拡大防止のため、延期になりました。

来年 2021年4月11日(日)14:00 池田市アゼリアホールで上演が決まりました。

ぜひご予定頂きますよう、皆様のご支援、ご協力を何卒よろしく願い申し上げます。


公演の中止、延期を決めたのが、2/26でした。あの日から、ちょうど1カ月です。
色々な決断、また対応に追われる1カ月でした。
この1カ月の間に、思ってもいなかった世界的パンデミック、大恐慌となり、これからどうなるのだろう、いつ収束するのだろうと不安に思いながら、毎日を過ごしています。
日本だけでなく、世界中の経済がまわらなくなっていますが、クラシック業界、音楽業界のこれからが心配でなりません。

今回、私はオペラ公演の中止、延期を決めた渦中に居りました。演奏活動をしている中で、常々、出演する大半は、主催者がいて、オファーを受けて出演をしますが、今回は私自身が主催、プロデュースをするという立場でのオペラでした。

中止を決め、延期を決める事が出来たのは、応援して下さる方々のお気持ち、またお知恵も頂き、そしてお客様に最高のパフォーマンスを届けようという同志、歌手仲間とスタッフさん、皆に支えて頂いたおかげです。

葛藤の中で、責任を感じながら、覚悟を持ちながら、公演の中止、延期を決めました。主催者として、歌い手として、その時の状況を綴っていこうと思います。その責任もあると思いますので、順に書いていこうと思います。

コロナの収束、文化、音楽業界の復興を願って。今日はこの辺で。。。




2020年1月28日火曜日

本年もよろしくお願い致します。

2020年1月も終わってしまう前に・・・今年初めの更新を致します!

本年も沢山歌わせて頂けるよう、皆様に喜んで頂ける歌が歌えるよう頑張ってまいります。どうぞ応援よろしくお願い致します。

このように時々しか更新しないブログでも、楽しみにしていてくださる方々がいらして下さり、色々お声がけ頂き、本当にありがとうございます。

昨年末から家族に健康上の心配などがあり、色々とすっきりしない感じで年末年始を迎え、バタバタしておりました。

私自身は元気に過ごしておりますし、何と言っても3月に本番を迎えるオペラ「三部作」に邁進しています。本当に沢山の方々のご支援があり、また長い時間をかけて計画し実現した公演です。全てに感謝し、全力で取り組んで参ります。

ありがたいことに、チケットも残席70枚ほどになりました。完売間近です。
3/7、ぜひ池田アゼリアホールへお越し下さい。
チケットのお求めはお早めに!

公演のPR動画も合わせてご覧ください!
この公演を後援下さっている日本音楽生涯学習振興協会さんが作って下さいました。