2019年11月4日月曜日

オペラ「三部作」始動!

「秘密の結婚」が終わり、あっという間に1カ月が過ぎてしまいました…

「秘密の結婚」、今までに経験のないタイプの役へ挑戦させて頂く機会を頂き、関係者の皆様に感謝です。ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。

新しい役、新しい作品への挑戦はこれからも続きますが、来年3月7日に池田アゼリアホールホールでプッチーニのオペラ〈三部作〉「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」の三作品を同時上演し、この3作品のヒロイン3役に挑みます。

今まで、信頼するキャストやスタッフ、先生方とプッチーニのオペラ「トスカ」「マノン・レスコー」「西部の娘」と自主公演でピアノ伴奏で上演してきましたが、今回は、その集大成としてオーケストラでの上演をします。

ホール探しから始まり、準備に奔走していますが、周りの沢山の方々のご支援で、何とか上演が現実になりました。

池田市政80周年記念行事としてアゼリアホールで上演して頂ける事になり、また大阪灘クラブが後援下さり、チケット収入だけては賄えないところの協賛金集め多大なご協力を頂いています。

スタッフ、キャストとも素晴らしい方々がお引き受け下さり、豪華キャストの皆様での上演になります。

昨日から初日の音楽稽古が始まりました!東京から指揮の服部容子先生、メディアでもご活躍の江原啓之さんもいらして下さり、賑やかな初回稽古になりました。

また稽古の様子もアップして、お伝えしていけたらと思います。

来年3月7日(土)はプッチーニのオペラ「三部作」をご覧に、ぜひ池田アゼリアホールへご来場下さい!






2019年10月2日水曜日

オペラ「秘密の結婚」

気づけば10月。。。ブログに触らないまま9月が過ぎてしまいました。

更新してない間には
大学時代の歌の恩師、安則先生を偲んでのコンサートがあり、新しくなった堺市民会館、フェニーチェ堺で歌わせて頂いたり、
声楽の生徒さんの一年に一回の晴の舞台、発表会があったり、
合唱コンクールの審査で東京に行ったり…  と

色々ありましたが、何といっても8月、9月はオペラ「秘密の結婚」に全力投球してきました。

今回、かなりエキセントリック?!なエリゼッタ役に体当たりでチャレンジしています。

ブッファ(喜劇)の経験は少ないですし、今回のような、かなりコミカルな役の経験は皆無といっていい私です。演じていても、自然にシリアスな方向に寄っていく自分から脱却せねば…  と演出の井原さんの毎回の稽古に必死で取り組んできました。

歌もカラッと歌いたいのですが、何だかしっとり歌ってしまう… 悲劇ばかり歌っている歌い癖のようなものが出てくるのですが、指揮の牧村先生のテンポ感、音楽作りに助けて頂いております。

動きも多く、舞台上を走り回っています。走った直後には、息も上がりますが、歌いながら呼吸を整える方法?!のようなコツも何となく掴めてきたように思います。
どこまでも勉強です!

写真は、大阪音大のオペラハウスで、オーケストラ合わせの時に出演者皆で撮りました。素晴らしい共演者と一緒に、オペラ「秘密の結婚」、楽しく、チームワークよく、パワフルにお届け致します。

10/5、みつなかホールへぜひお越し下さい。 渾身のエリゼッタ、応援下さい!!











2019年8月14日水曜日

くまモン

お盆の熊本、毎年帰省しますが、暑いです。今年も本当に暑かった!

そして、街中を歩いていると何匹のくまモンに出会った事でしょう!
ユニフォームを着たくまモン、迷彩服を着たくまモン、ピアノを上手に弾いてるくまモン、バイクに乗るくまモン、営業部長室を持ってるくまモン…  
ご当地は凄いです!


2019年8月9日金曜日

コンセール・メランジュ終演

あっと言う間に1週間が過ぎてしまいましたが…先週、コンセール・メランジュ、兵庫芸術文化センターでのコンサート終演致しました。今回も沢山のお客様にお越し頂き感謝しています。

本番の数日前から喉、声帯の具合がおかしくなり…  耳鼻科に通いながら、喉を休めていました。本番が近づくにつれ、気持ちは焦るばかりで、声は思うように出ず…  

前日も本当に声が出なくて、出演自体をキャンセルする事になるのか… チケットを買って下さってる方々に連絡を入れないと…  出演出来なくなった案内をロビーに貼ってもらわないと…  沢山の人に迷惑をかけてしまう…  と頭の中を色んな事がグルグルと回っていました。

本番当日、朝起きて直ぐに声を出すと、前日に比べて格段に声が出てる!! 何とか人前でも歌える!と思いましたが、アリアを歌ってみると、やはり喉がおかしい状態がお客様に分かるような状態でした。
急遽アリアはカットさせて頂く事にしました。プログラム変更、本当に申し訳ありませんでした。

本番前も耳鼻科で点滴をしてから会場に向かいました。
今回、バリトンの迎さんにデュエットを歌いに来て頂く事にしていて、本当に良かったです。迎さん、ピアノの掛川さん、そして会場の響きに助けて頂きました。
喉の具合を気にしながらも、デュエットは途中、客席からの笑い声もあり、楽しく歌わせて頂く事が出来ました。本当にありがとうございました。

1週間経ち、やっと喉も戻ってきました。体調管理、喉の管理、しっかりしないと…と反省しきりです。





2019年7月25日木曜日

大塚国際美術館、徳島、淡路へ

歌仲間と徳島、淡路島へ遊びに行きました。観光のメインは大塚国際美術館でしたが、朝から皆で車に分乗して、ワイワイ言いながらの道中、海を見ながらの絶景ドライブも楽しみ、鳴門の渦潮を見たり、美味しい鱧も頂きました。

今回は、最年長の片桐さんが、計画を立ててくれ、全てが上手く行き、皆大満足で楽しみました。お店を調べ予約をして頂いたり、渦潮の見れる時間を電話で尋ねて下さってたり、タイムスケジュールもバッチリ! 名ツアコン、片桐さん、ありがとうございました。

5月の連休明けから「カプレーティとモンテッキ」「愛の妙薬」「メリー・ウィドゥ」の稽古が同時並行し、とても充実した時間を過ごしました。同時に頭の中がいっぱいになり、また大阪東京の往復が続き、体調管理に神経を使う毎日。。。ひと段落した久々のオフでした。
よく遊んで、よく食べて、よく笑った1日でした。
しっかりリフレッシュ出来たので、また次のオペラやコンサートへ向けて再起動です。



2019年7月17日水曜日

メリー ウィドゥ 終演

オペレッタ「メリー・ウィドゥ」終演致しました。

ご来場の皆さま、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

早い時期にチケットも完売し、満席の会場、熱気ある会場の中で、歌わせて頂きました。
お客様の反応もよく、笑い声、拍手も沢山で、舞台と客席、歌い手とお客様が一つになった空気を体感しました。

リハーサルが始まった頃から、歌う中で、日本語の発語をどうクリアにするか、またセリフをどのポジションで話すかが大きな課題でした。

普通に日本語を歌っても、響きのせいで、全く何を言ってるか分からない状態で、最初の頃、自分の録音を聴いても、全く何を言ってるか分からずショックな程でした。歌の事より、発語を優先すると、響き、声は悪くなり、喉にも負担がかかり、喉が痛くなるという事になったり…  発語と声、歌のバランスを毎回、録音を聴いて調整していました。

また、セリフもどのポジションで話すか、どんな間合い、ニュアンスで話すか大変悩みました。
普段、歌う際、音楽と一緒にセリフ、歌詞を言う、歌うのですが、どれだけ、音楽の力、作曲家に助けられて歌っているのかも痛感しました。

本番当日も、相手役、ダニロの福島さんと舞台で何度も確認、練習し、本番に臨みました。福島さんとは、夕鶴以来、久しぶりの共演でしたが、素晴らしいダニロでご一緒出来て、本当に光栄でした。

マエストロ、演出家、共演者、スタッフ、関係者の皆様に心から感謝致します。ハンナとして、舞台に立たせて頂きました。
また、客席と舞台が一つになり、私の方がお客様から感動を頂きました。

本当にありがとうございました。








2019年7月10日水曜日

8/2 コンセール・メランジュ

8/2 金 兵庫芸文 小ホールで歌います。
今回は、バリトンの迎さんにご出演頂き、チマローザの「秘密の結婚」よりデュエットをさせて頂きます。

シリアスな役からコメディな役まで、何でもこなされる迎さんと、楽しく歌わせて頂けるだろうと今から楽しみです。

他にフルートやヴァイオリン、今回はギターと色々なジャンルの音楽を聴いて頂ける盛り沢山のコンサートです。

ぜひご来場下さい!

2019年7月7日日曜日

「メリー・ウィドゥ」 佳境です。

「メリー・ウィドゥ 」、本番間近、佳境です。

会館がこんなウチワを作ってくれました!お話しの中で、ウチワでなく、扇子がキーアイテムとなります。こんな関係グッズを見ると、テンションも上がります。

今回、オペレッタという事で、結構な量のセリフ(日本語)があり、なかなか大変で…  
歌詞でなく、台詞、音楽が無いところでセリフを言い、お芝居をするのも難しく、逆に普段、どれだけ音楽に助けられているのかも実感します。
また生粋の大阪人ですので、イントネーションにも苦労しながら取り組んで参りました。

チケットはありがたい事に完売です。いらして頂ける皆様にお楽しみ頂けるよう頑張ります。

私も、陽気な未亡人、ハンナという女性を楽しんで歌います。チャーミングで、そして強さも持ち合わせたハンナになればと思っています。
 


2019年7月4日木曜日

「愛の妙薬」終演

「愛の妙薬」終演致しました。
素晴らしいスタッフ、共演者の皆様と素敵な舞台に立たせて頂きました。
ご来場頂きました皆様、また関西や他、遠方からも東京まで沢山お越し頂きましたこと、本当にありがとうございました。

今回の舞台セット、衣装や小道具まで、演出の粟国さんがイタリアから持って来られたもので、何度も藤原歌劇団で再演さるているものです。私もこの演出、セットの「愛妙」を何度も観てきましたが、自分がその衣装を着て、舞台に立っているのが、何だか不思議な気持ちでした。終演後、緊張が解けた時に、本当に光栄な事だ、幸せな事だったんだと実感が湧いてきました。

演出の粟国さんとは、関西で「ドン・ジョヴァンニ」でご一緒させて頂いて以来でしたが、これぞイタリアもの!という今回の「愛妙」を粟国さんの下で取り組め、台本の読み方やアディーナという女性像も今までと変わりました。
稽古で、粟国さんご自身がアディーナとして立ち振る舞って、手本を見せてくれるのですが、その仕草、手の使い方、視線の動かし方など、毎回釘付けでした。

また、指揮の山下マエストロは、広島で「ボエーム」をご一緒して以来にお会いし、嬉しい再会でしたが、シンプルに、そしておおらかにご指示下さり、本番は心強かったです。

今回の経験を生かし、また精進したいと思います。特に今年はこの後、「メリー・ウィドー」「秘密の結婚」と喜劇が続きます。次への作品への取り組みに、ダイレクトに役に立つ事が多いです。前進できるよう頑張ります!








2019年6月22日土曜日

「愛の妙薬」オーケストラと!

オペラ「愛の妙薬」も来週からいよいよ劇場入りしますが、今日は初台、オペラシティにある練習場で東京フィルハーモニー、オーケストラで歌わせて頂きました。

今までの稽古はピアノでしてきました。ピアノでも、オーケストラの音を想像しながら練習してきましたが、やはり実際にオーケストラの音を体感しながら歌わせて頂くのは、本当に感動する瞬間で、また新しい音楽、感覚が生まれてくるように思います。

山下マエストロの下、東フィルさんの素晴らしいオーケストラで、楽しみながら、興奮しながら歌わせて頂きました。マエストロと真っ直ぐ向き合い、音楽に集中しながら歌う事が出来て良かったです。

今回の公演は貸切公演、クローズドの公演ですが、チケットは既に完売とのこと。嬉しい事です!
お客様のため、また稽古をつけてきて下さった山下マエストロ、演出の粟国さん、お世話になったスタッフ、また共演者の皆様に感謝し、本番に向けて頑張りたいと思います。

来週からはいよいよ日生劇場に参ります!




2019年4月22日月曜日

メリー・ウィドゥ 始動

「メリー・ウィドゥ」の稽古が始まりました。

オペレッタを日本で上演する際は、言語上演でなく、日本語上演が多いです。今回も、日本語上演になります。

日本語ですと、お客様にダイレクトにお楽しみ頂けるというメリットがあります。特にセリフのやり取りなど、その瞬間のニュアンス、ウィットに飛んだ雰囲気など、オンタイムでお伝えできるのは、演者としても嬉しいです。

その反面、言葉をハッキリ伝えなければというプレッシャーも出てきます。歌になると、声の響きや発声を重視すると、日本語という言語の発語がかなり難しくなります。
普段、イタリアオペラを中心に歌っていて、日本歌曲などを勉強する機会がほとんどない私にとって、なかなかハードな課題になりますが、勉強するいい機会でもあります。日本語の発語と発声がいいバランスで歌えるよう取り組みたいと思います。

メリー・ウィドゥ=陽気な未亡人、ぜひお越し下さい!

 

2019年4月7日日曜日

「カプレーティとモンテッキ」

オペラ「カプレーティとモンテッキ」にジュリエッタ役で出演させて頂きます。

タイトルをご覧になられ、???と思われる方もいらっしゃるかと思いますが…
「ロミオとジュリエット」が原作のオペラです。
カプレーティ= キャプレット家、ジュリエットの家
モンターギュ=モンテッキ家、ロミオの家
それぞれイタリア語読みをしたタイトルになっています。

メゾ・ソプラノ(女性)がロミオ役を演じる、ベルカントオペラの名作です。
メゾの高谷さんがリサイタルとしてこの作品を上演され、私はジュリエッタ役で出演させて頂きます。

音楽監督、ピアニストに服部容子先生、演出に岩田達宗先生をお迎えし、お届け致します。私がオペラをするにあたり、大変お世話になっているお二人とご一緒させて頂きます。

パンツ役、ロメオ役にぴったりな高谷さんをはじめ、沢山のオペラでご一緒させて頂いてる男性歌手の皆様と、この作品に取り組めるのがとても楽しみです。

カプモン(カプレーティとモンテッキを略して、こう言ってます。)  は三年前にも東京で岩田さん演出で歌わせて頂きました。相当しごかれたなぁ~   
三年経って、成長したジュリエッタを関西の皆さまにもご覧頂けたら嬉しいです。ぜひお越し下さい!

5月18日(土) 15:00開演. 河内長野ラブリーホール(小ホール)
オペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」 全自由席 5000円




2019年4月5日金曜日

「愛妙」ハイライト @サントリーホール

オペラ「愛の妙薬」のハイライトコンサート、サントリーホールで歌わせて頂きました。

サントリーホールには、オーケストラのコンサートを良く聞きに行ってました。舞台から全方向に段々に広がる2000席の客席の形が、素敵なホールで、響きも素晴らしく、気持ち良く歌わせて頂きました。

このホールでは、忘れられない思い出がある。もう20年以上も前だと思いますが、オーケストラのコンサートを聞きに出かけたのですが、眼鏡を会場に忘れてきたのです。翌日に気づき、会場に忘れ物がないか訪ねに行ったら、かなり優しいおじさまが客席に案内下さった。
私が歌の勉強をしている事なども話しながら客席へ向かいましたが、席番号も分かっていたので、その席を調べたら座席の間に挟まっていた眼鏡がすぐに見つかりました。
ちょうどその時、会場ではソプラノのマリア・グレギーナのコンサートのリハーサルの最中でした。

時間があるなら聴いていっていいよ!とおっしゃって下さり、グレギーナの歌を客席からこっそり聴かせていただき頂きました。
棚ぼた?!というか…  本当にラッキーでした。

そんな事も思い出しながら、六本木の桜を見ながらホール入りして、「愛の妙薬」、楽しく歌わせて頂きました。


2019年3月23日土曜日

USJへ!

定期的に集まっている歌仲間と、先日のボエームでご一緒した歌い手さんも加わり、ユニバーサルスタジオへ行って参りました!

私は、開園当時に行ったきりで、約15年ぶりでした。春休みということもあり、凄い人、人、人!どのアトラクションもかなりの待ち時間でしたが、気心知れた仲間と一緒に、朝から晩まで本当に楽しい1日でした。

私は昔、劇団ひまわりの養成所で歌唱指導のクラスを担当させて頂いてた事があるのですが、その時の生徒さんが活躍されているのを見る事も出来ました。当時の事を色々思い出し、とても懐かしかったです。

そんな思いがけずの出来事があったり、キャーキャー言いながらの乗り物や、テレビや映画に出てくるキャラクターをあちこちに見ながらの夢の国! たくさん遊んでリフレッシュできました。

2019年3月18日月曜日

ミャゴラートーリコンサート終了

以前、東京でオペラ「カプレーティとモンテッキ」に出演させて頂いたオペラ団体、ミャゴラートーリさんのコンサートで歌わせて頂きました。

お客様方は皆様、ミャゴラートーリさんの丁寧で誠実なオペラ作りに共感されてる方々で、とても暖かい雰囲気のコンサートになりました。ありがとうございました。

私は普段、伴奏をお願いするのは女性ピアニストの方が多いです。女性は女性ならではのきめ細やかさ、繊細さに助けて頂いていますが、今回のピアニストは巨瀬さん、男性ピアニストでした。力強く、スケールの大きな音楽で気持ち良く歌わせて頂きました。

姪っ子も聴きにきてくれ、楽しい時間になりました。



2019年3月14日木曜日

マリエッラ・デヴィーアさんのレッスン

マリエッラ・デヴィーアさん、引退公演で来日されてましたが、ご縁があり、レッスンを受ける機会を頂きました。

彼女の「椿姫」のCDは何回聴いたかわかりません。数年前に新国立劇場で実際に「椿姫」を拝見させて頂いた際も、凄すぎて溜息が出るばかりだった記憶があります。

そんなデヴィーアさんのレッスンを受ける事が出来、大変緊張しましたが、純粋な母音、しっかりした支えで息の流れを作るということを、曲のフレーズの中で、時には歌われながらのご指導を頂きました。

私の真横で歌われるその声自体が素晴らしく、それを聞ける事が何よりの財産になり、充実したレッスンの時間となりました。

公開レッスン後、楽譜にサインして下さり、写真を撮って頂きました。

この日は、レッスン後、習った事を早く練習したくて仕方なく、急いで帰宅致しました。

ありがとうございました。頑張ります!




2019年3月7日木曜日

ボエーム終演

「ラ・ボエーム」終了致しました。ご来場頂きました皆さま、関係者の皆様、本当にありがとうござました。

昨年の11月から、音楽稽古が始まり、年明けから立ち稽古でしたが、2月になってから時間が経つのが物凄く早く感じながら、神戸へ通う日々でした。

私のオペラのプリマデビューはこのボエームのミミ役でした。その際の演出家が今回も演出下さった井原さんでした。その時、事細かに演技の事、ステージ上でどんな風に立ち居振る舞いして歌うべきか、座り方、立ち方、ベッドへの寝方、寝る際のスカートのさばき方などなど。。。それはもう根気強く、丁寧に最後の最後まで御指導下さいました。その御指導のおかげでミミとして舞台に立たせて頂くことができ、私のオペラの原点、スタートを作って下さいました。

その井原さんと、しかも「ボエーム」で10年ぶりにご一緒出来たことがとても嬉しかったです。井原さんの作られるボエームの世界、ミミのイメージに近づきたいと思いながら、楽しみながら歌わせて頂きました。

まだまだお世話になった方々、沢山いらっしゃいます。共演者、マエストロ、スタッフの皆様、本当にありがとうござました。

2幕では、総勢150名ものコーラス、バンダの皆様が、二階建ての豪華なセットの中パフォーマンス下さり、その後の3幕、4幕の寂しさ、悲しさがより一層増しました。素敵な素敵なボエームの世界で、ミミとして舞台に立たせて頂いたことに心から感謝致します。

10年ぶりに、このボエームを歌わせて頂いた事を心にしっかり刻み、初心にかえり、また精進してまいります。ありがとうござました。






2019年2月28日木曜日

劇場入り


今週から劇場入りし、リハーサルが続いています。

オーケストラ合わせも終わり、神戸に通いつめていますが、いよいよ残すところ、ゲネプロ(最終通し)、そして本番だけになりました。

2000人の客席がある大ホールですが、舞台から劇場いっぱいにプッチーニの世界、ボエームの世界をお届けしたいと思います。

舞台セットが入り、照明が入り、ヘア・メイクさんが入り、ミミとして舞台に立たせて頂くことに感謝し、歌わせて頂きたいと思います。あと少し、集中して、頑張ります! 

2019年2月21日木曜日

ボエーム、佳境です

いよいよ「ボエーム」も本番まで残すところ10日程になりました。

本当に素敵なスタッフ、共演者に恵まれ、リハーサルが続いています。

今回の指揮者、粟辻さんとは初めてご一緒させて頂いてます。大変若いマエストロですが、とても落ち着いていらっしゃり、毎回の稽古で、音楽のニュアンスなどを細かく丁寧にご指導頂いています。

そのマエストロが、先日、ラジオ出演され、今回の公演の事をお話し下さっています。ユーチューブにアップしましたのでぜひお聴き下さい。冒頭、ほんの少し、私の歌も入っています。

稽古ピアニストの沢田さんのお誕生日に、皆でサプライズお祝いをした写真や、キャストで焼肉を食べに行った写真もアップしていますので、ご覧下さい。

「ラ・ボエーム」、心強いスタッフ、共演者とご一緒させて頂ける事に感謝し、ミミとして頑張りたいと思います。

ぜひぜひ神戸文化ホールへお越し下さい!

              youtu.be/y4Q1dnMtWk4

2019年2月15日金曜日

メト・ライブビューイング「椿姫」

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のオペラがタイムリーに映画館で楽しめる事ができる、ライブビューイング。

今シーズンは興味のある演目が続き、色々観に行っています。「アイーダ」「サムソンとデリラ」「西部の娘」と観に行きましたが、どれも見応えあり本当に面白いです。
1作品の上映期間が1週間しかないので、もう少し長い期間してもらえたらなあ…と本当に思います。時間を作るのがなかなか大変ですが、観に行く価値大です。

今回は「椿姫」を観に行きました。ちょうど、今取り組んでいる「ラ・ボエーム」のミミをしていると、「椿姫」のヴィオレッタの話しがよくでます。同じパリを舞台にした作品で、真実の愛に出会った後に、自ら身を引き、肺を患い亡くなっていくという、置かれている立場は違えど、似たお話です。「椿姫」のヴィオレッタをしている時には、「ボエーム」ミミのお話がよく出ていました。

このタイミングでメトの「椿姫」を観たいと思い、予定を調整して観に行きました。

新演出に加えて、新しく芸術監督に迎えた指揮者の初オペラというう事で、メトも凄く力を入れている様子が分かり、映画でも会場の熱気が分かりました。ヴィオレッタ役のダムラウ、本当に凄かったです。あの難曲を、難曲と感じさせないどころか、歌を歌と感じさせないほど、セリフとして話しているぐらいナチュラルに、フレーズごとに瞬時にニュアンスを変えながら表情、声の音色が変わっていく様子に釘付けでした。

ニューヨークに留学していた時、メトで彼女が歌う「夢遊病の娘」を聞いたり、カーネギーホールのコンサートで歌っているのを聞きに行き、一緒に写真を撮って頂いたことを思い出しました。自慢の一枚です!

明日からの「ボエーム」の稽古、頑張ろうと思います。





2019年2月2日土曜日

抱っこひもとノンタン

最近…  ボエームの稽古で出掛けることも多くなると、ノンタンの構って!抱っこして〜!が激しい。
抱きついてきて離れない、そこがまた可愛いのですが…

抱っこしていると、両手がふさがり、色々出来ないので…

使えるだろうか?と思いながら、妹が子供に使っていた抱っこヒモを試してみました。

ノンタンはかなりご機嫌で喉をゴロゴロ鳴らして喜んでました。私は両手が空いて、色々出来ますが…  約7キロはなかなか重たいものですね…笑


2019年1月30日水曜日

ボエーム公開稽古

ボエームの練習が続いていますが、その様子を一般の方々にご覧頂くという公開稽古がありました。

100名を超える沢山の方々にお越し頂き、オペラに興味のある方、ボエームという作品に興味のある方、声楽という人間という楽器に興味のある方、また演劇的な要素に興味のある方、様々な方がいらして下さったかと思います。

最初に演劇家の井原さんからオペラの概要、日本の劇場事情、作品について、舞台セットなどなど、とても分かりやすくお話し下さった後に実際に3幕と2幕の一部を公開、歌わせて頂きました。

あと二回、公開稽古がございます。本番をご覧になられる方も、ご覧になれない方にもお楽しみ頂けるかと思います。

稽古場でお待ちしています!!


2019年1月26日土曜日

コンセール・メランジュ終演

昨晩、兵庫芸文小ホールでのコンサート、ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。

テノールの松本薫平さんにお手伝い頂き、オペラ「愛の妙薬」から二重唱ばかりを取り上げて演奏させて頂きました。

妙薬?!ワインまでご用意下さり、ネモリーノ役になりきって下さった薫平さんのおかげで、私もアディーナ役に近づけました。

まだまだ課題も多いですが、今夏、全幕をするまでにしっかり勉強して取り組んで参りたいと思います。

寒い中、お越し頂いた皆様、心から感謝致します。ありがとうございました。




2019年1月21日月曜日

1/25金 「愛の妙薬」歌います。

1/25金 18:30開演「コンセール・メランジュ」兵庫県立芸術文化センター 小ホール で歌います。

チラシに記載はないですが、テノールの松本薫平さんがご出演下さいます。オペラ「愛の妙薬」よりデュエットをさせて頂きます。

3月の「ボエーム」、松本さんがロドルフォ、私はミミで共演させて頂きます。連日、練習で一緒に歌わせて頂いてますが、この作品、悲劇とは真逆、タイプの全く違う喜劇「愛の妙薬」を歌います。歌う役柄の性格も全く違い、松本さんが気弱なネモリーノ、私が気の強いしっかり者のアディーナをさせて頂きます。
このタイミングで、全く違うタイプのオペラを楽しみながら歌わせて頂きたいと思います。

他にもフルートソロ、トロンボーンソロ、ピアノ三重奏、五重奏などもあり、盛り沢山にお楽しみ頂けると思います。

ご連絡頂きましまら、チケットを割引でお渡しできます。ぜひご来場下さい。





2019年1月18日金曜日

ボエーム 記者会見

年明けからボエームの立ち稽古が始まりました。演出家さんの熱い稽古が続いています。

先日、この公演の記者会見があり、音楽監督の佐渡マエストロもお越しになられました。
記者会見は、本番がある神戸文化ホール内のリハーサル室で行われましたが、施設内の別部屋で、別のコンサートのリハーサルを終えられた阪マエストロがいらして下さいました。
お二人は京都市立芸大の先輩、後輩だそうです。
世界を駆け回っている大マエストロが2人そろっていらっしゃり、こんなことは滅多にない!!と私も興奮してしまい、一緒に写真を撮って頂きました。
 この写真にあやかり、ボエーム頑張りたいと思います。




2019年1月14日月曜日

本年もよろしくお願い致します。

本年も、どうぞよろしくお願い致します。

気がつけば…  最後の記事から、2カ月以上経っております…  

年があけてから、早半月となります…

ゆっくりですが… またブログの更新をしていき、近況ご報告させて頂きたいと思います。こちらのページ、覗いて頂けましたら幸いです。

これからも応援どうぞよろしくお願い致します。

平野雅世