2016年4月13日水曜日

公開レッスン その2

先月に引き続き、公開レッスンの第2回目。ちょうど、前日土曜日に大阪にいたのでテレビでの宣伝を見る事ができ、思わず写真を撮ってしまいました!この公開レッスンの主催、童謡コーラスどみそ音楽事務所さん、毎週土曜日サンテレビ10:00~10:15「みんなの音楽会」という番組を持っていて、そこでの宣伝です。私はこの事務所で演奏員としてお手伝いさせて頂いていて、この番組にはかなりの頻度で出演しています。 この日の放送も公開レッスン宣伝後に「メリーウィドーワルツ」を歌ってる私が映ってました~
ということで、宣伝も万全、公開レッスンは今回もお客様がいっぱい、私も張り切ってレッスンさせて頂きました。

今回は「くちづけ」と「忘れな草」どちらも三拍子。ワルツの曲を歌うコツ、リズムの感じ方、歌う際の舌の位置などをお客様にも説明しながらレッスンしました。
私自身、改めて発見、再確認する事が多々あります~人に教えるという事も大事ですね。 



 

2016年4月11日月曜日

お知らせ

5/18の公演ですが、伴奏者の調整がつかないため、私の出演はとりやめすることになりました。

2016年4月8日金曜日

オペラ「ウェルテル」新国立劇場

予定から指揮者が2人変わり、タイトルロールのテノールが変わり、ちょっと拍子抜けしながら出かけましたが…

歌手の皆様、本当に素晴らしかった〜 日本人で歌われてた砂川さん、森口さん、久保田さん!こんな素敵な三人様と昨年、藤原歌劇団の「ランス」でご一緒させて頂けた事、今更ながら光栄に思います。

そして主役のお二人、ウェルテル役のテノール、シャルロット役のメゾ、凄い声と演技に後半の二人舞台には引き込まれました。

ゲーテの「若きウェルテルの悩み」にマスネが作曲したオペラ「ウェルテル」は日本で上演機会はかなり少ない。素晴らしいキャストで観れて本当に良かった!

「ウェルテル」といえば、メトロポリタン歌劇場に足繁く通い、何度も観た思い出の作品。テノールのカウフマン目当てで…(笑)

同じテノールやメゾでも声質が軽い・重い、明るい・暗い、などあり、同じ作品でもまた違う印象です。今回のウェルテル役コルチャックさん、メゾ・マクシモアさんを聞きながら「このメゾでカルメン聴いてみたいなあ~  ウェルテル、何だかエフゲニー・オネーギン(←チャイコフスキーのオペラ)と混ざるなあ~」なんて思いながら聴いてましたが… 今後のお二人の予定をチェックすると、日本でそれぞれ「カルメン」「オネーギン」に出演するとの事、ビンゴ!と頭の中で叫んでました(笑)  お二人ともロシア人だそうですが、これから日本でもブレイクする予感~

でも、やっぱりカウフマンのウェルテル観たくなり、DVD観てみようかな~などと思いながら帰宅。
そんな事もこんな事も含めてのオペラ鑑賞、贅沢な時間を頂きました!




 

2016年4月6日水曜日

黒田清輝展と精養軒とお花見

上野の東京国立博物館の黒田清輝展に出かけました。姪の小学校入学式に合わせ、母が上京していて、母と姪と一緒でとても楽しい時間でした。姪は本当に可愛い~おばバカです!(笑)

絵画鑑賞の前に昼食を!と東京文化会館にある精養軒へ。東京文化でオペラを見た際、いつも行ってみたいなあ~と思いながら、オペラの時は凄い混雑で、一度も入った事がなかったので、行ってみることに。何と!黒田清輝も通ってたそうで、黒田清輝特別メニューも用意されてました。 特別メニューは頂きませんでしたが…(笑) お味は上品、薄味で美味しかったです!

食事の後、上野公園の桜を見ながら博物館へ向かいました。黒田清輝の絵をちゃんと見るのは初めてでしたが、描かれてる女性は皆本当に綺麗でした。彼の生涯の説明と共に鑑賞しました。明治時代にフランスに行き、西洋の絵を日本に持ち込み、当時どれだけの反発があり画期的だったか… 同じ頃、山田耕筰がベルリンに行き、日本に西洋音楽を持ち込んだ事がダブります。今、オペラ、西洋音楽を歌い、聞き、楽しめるのは、偉大な先生方のおかげです!

それにしてもお花見に来てる外国人が本当に多かった~ 今はこんなに異文化コミュニケーション?!が盛んなんだけど…



 


 

2016年4月3日日曜日

モーツァルトのオペラ 楽譜のカスタマイズ?!

7月に出演するドン・ジョヴァンニの楽譜を用意する。そのオペラを催すプロダクションから、「今回、◯◯版でお願いします」、と楽譜の出版社の指定がある場合がある。同じオペラでも出版社によって多少内容が変わり、ページ数や番号なども違い、中には音程やリズム、歌詞も違う場合がある。大勢の人間が関わり、共通の認識で進めなければいけないので、出版社指定はよくあります。何版を使用するかは、指揮者や演出家により決められる事も多いです。

ここ10年?15年?位、モーツァルトのオペラは、ベーレンライター指定が主流になっているように思います。そんなわけで、私が持つフィガロやコジ・ファン等、モーツァルトの楽譜は全てベーレンライターのもの。ベーレンの楽譜は皆ブルーのハードカバー。持ち運びに悩む…妹に「百科事典みたいな本やなあ~重そう〜」と言われたこともある。そう!重いのです… それで…自分の歌うページのみをコピーして製本してしまう。 フィガロやコジもこれで?!乗り切りました~   コピーなどしてベーレンライター社に怒られそうですが、楽譜は買わせて頂いたものを自分用にコピーしています。許して下さい〜   これだけ厚さが変わるので、カスタマイズ?楽譜はやめられません…

今回は私用ドンナ・アンナ版カスタマイズ楽譜で頑張りたいと思います。