2016年4月3日日曜日

モーツァルトのオペラ 楽譜のカスタマイズ?!

7月に出演するドン・ジョヴァンニの楽譜を用意する。そのオペラを催すプロダクションから、「今回、◯◯版でお願いします」、と楽譜の出版社の指定がある場合がある。同じオペラでも出版社によって多少内容が変わり、ページ数や番号なども違い、中には音程やリズム、歌詞も違う場合がある。大勢の人間が関わり、共通の認識で進めなければいけないので、出版社指定はよくあります。何版を使用するかは、指揮者や演出家により決められる事も多いです。

ここ10年?15年?位、モーツァルトのオペラは、ベーレンライター指定が主流になっているように思います。そんなわけで、私が持つフィガロやコジ・ファン等、モーツァルトの楽譜は全てベーレンライターのもの。ベーレンの楽譜は皆ブルーのハードカバー。持ち運びに悩む…妹に「百科事典みたいな本やなあ~重そう〜」と言われたこともある。そう!重いのです… それで…自分の歌うページのみをコピーして製本してしまう。 フィガロやコジもこれで?!乗り切りました~   コピーなどしてベーレンライター社に怒られそうですが、楽譜は買わせて頂いたものを自分用にコピーしています。許して下さい〜   これだけ厚さが変わるので、カスタマイズ?楽譜はやめられません…

今回は私用ドンナ・アンナ版カスタマイズ楽譜で頑張りたいと思います。