2019年3月7日木曜日

ボエーム終演

「ラ・ボエーム」終了致しました。ご来場頂きました皆さま、関係者の皆様、本当にありがとうござました。

昨年の11月から、音楽稽古が始まり、年明けから立ち稽古でしたが、2月になってから時間が経つのが物凄く早く感じながら、神戸へ通う日々でした。

私のオペラのプリマデビューはこのボエームのミミ役でした。その際の演出家が今回も演出下さった井原さんでした。その時、事細かに演技の事、ステージ上でどんな風に立ち居振る舞いして歌うべきか、座り方、立ち方、ベッドへの寝方、寝る際のスカートのさばき方などなど。。。それはもう根気強く、丁寧に最後の最後まで御指導下さいました。その御指導のおかげでミミとして舞台に立たせて頂くことができ、私のオペラの原点、スタートを作って下さいました。

その井原さんと、しかも「ボエーム」で10年ぶりにご一緒出来たことがとても嬉しかったです。井原さんの作られるボエームの世界、ミミのイメージに近づきたいと思いながら、楽しみながら歌わせて頂きました。

まだまだお世話になった方々、沢山いらっしゃいます。共演者、マエストロ、スタッフの皆様、本当にありがとうござました。

2幕では、総勢150名ものコーラス、バンダの皆様が、二階建ての豪華なセットの中パフォーマンス下さり、その後の3幕、4幕の寂しさ、悲しさがより一層増しました。素敵な素敵なボエームの世界で、ミミとして舞台に立たせて頂いたことに心から感謝致します。

10年ぶりに、このボエームを歌わせて頂いた事を心にしっかり刻み、初心にかえり、また精進してまいります。ありがとうござました。






2019年2月28日木曜日

劇場入り


今週から劇場入りし、リハーサルが続いています。

オーケストラ合わせも終わり、神戸に通いつめていますが、いよいよ残すところ、ゲネプロ(最終通し)、そして本番だけになりました。

2000人の客席がある大ホールですが、舞台から劇場いっぱいにプッチーニの世界、ボエームの世界をお届けしたいと思います。

舞台セットが入り、照明が入り、ヘア・メイクさんが入り、ミミとして舞台に立たせて頂くことに感謝し、歌わせて頂きたいと思います。あと少し、集中して、頑張ります! 

2019年2月21日木曜日

ボエーム、佳境です

いよいよ「ボエーム」も本番まで残すところ10日程になりました。

本当に素敵なスタッフ、共演者に恵まれ、リハーサルが続いています。

今回の指揮者、粟辻さんとは初めてご一緒させて頂いてます。大変若いマエストロですが、とても落ち着いていらっしゃり、毎回の稽古で、音楽のニュアンスなどを細かく丁寧にご指導頂いています。

そのマエストロが、先日、ラジオ出演され、今回の公演の事をお話し下さっています。ユーチューブにアップしましたのでぜひお聴き下さい。冒頭、ほんの少し、私の歌も入っています。

稽古ピアニストの沢田さんのお誕生日に、皆でサプライズお祝いをした写真や、キャストで焼肉を食べに行った写真もアップしていますので、ご覧下さい。

「ラ・ボエーム」、心強いスタッフ、共演者とご一緒させて頂ける事に感謝し、ミミとして頑張りたいと思います。

ぜひぜひ神戸文化ホールへお越し下さい!

              youtu.be/y4Q1dnMtWk4

2019年2月15日金曜日

メト・ライブビューイング「椿姫」

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のオペラがタイムリーに映画館で楽しめる事ができる、ライブビューイング。

今シーズンは興味のある演目が続き、色々観に行っています。「アイーダ」「サムソンとデリラ」「西部の娘」と観に行きましたが、どれも見応えあり本当に面白いです。
1作品の上映期間が1週間しかないので、もう少し長い期間してもらえたらなあ…と本当に思います。時間を作るのがなかなか大変ですが、観に行く価値大です。

今回は「椿姫」を観に行きました。ちょうど、今取り組んでいる「ラ・ボエーム」のミミをしていると、「椿姫」のヴィオレッタの話しがよくでます。同じパリを舞台にした作品で、真実の愛に出会った後に、自ら身を引き、肺を患い亡くなっていくという、置かれている立場は違えど、似たお話です。「椿姫」のヴィオレッタをしている時には、「ボエーム」ミミのお話がよく出ていました。

このタイミングでメトの「椿姫」を観たいと思い、予定を調整して観に行きました。

新演出に加えて、新しく芸術監督に迎えた指揮者の初オペラというう事で、メトも凄く力を入れている様子が分かり、映画でも会場の熱気が分かりました。ヴィオレッタ役のダムラウ、本当に凄かったです。あの難曲を、難曲と感じさせないどころか、歌を歌と感じさせないほど、セリフとして話しているぐらいナチュラルに、フレーズごとに瞬時にニュアンスを変えながら表情、声の音色が変わっていく様子に釘付けでした。

ニューヨークに留学していた時、メトで彼女が歌う「夢遊病の娘」を聞いたり、カーネギーホールのコンサートで歌っているのを聞きに行き、一緒に写真を撮って頂いたことを思い出しました。自慢の一枚です!

明日からの「ボエーム」の稽古、頑張ろうと思います。





2019年2月2日土曜日

抱っこひもとノンタン

最近…  ボエームの稽古で出掛けることも多くなると、ノンタンの構って!抱っこして〜!が激しい。
抱きついてきて離れない、そこがまた可愛いのですが…

抱っこしていると、両手がふさがり、色々出来ないので…

使えるだろうか?と思いながら、妹が子供に使っていた抱っこヒモを試してみました。

ノンタンはかなりご機嫌で喉をゴロゴロ鳴らして喜んでました。私は両手が空いて、色々出来ますが…  約7キロはなかなか重たいものですね…笑