2016年3月21日月曜日

オペラフォーラム

  全国オペラフォーラムという、各地のオペラ団体、主に制作、事務局の方が集まり、お互い意見交換、状況報告をして日本のオペラの今後を考えようという会に参加してきました。
  私は関西のオペラ事情をお話ししてほしいと呼ばれましたが、主に東日本の団体と首都圏の団体、財団の方々、また北海道や、私がトゥーランドットでお世話になった三河市民オペラもいらしてました。
私は個人、一声楽家という立場で、関西で音楽活動してきた経験を通して見てきた事、関西のオペラ状況をお話しさせて頂きました。
  どの団体も集客の問題、資金問題を抱えていて、今後、団体間での共同制作が必要というお話しになりました。
  また、日本でオペラが担う役割は 芸術的役割だけでなく、社会的役割はどうなのか?という問題がでて、オペラ=声楽家・歌手と置き変える事ができ、私自身考えさせられました。「オペラが好きで歌っています!」なんて当然の事で… オペラを通して、自分は社会に何の貢献ができてるのか?ということも踏まえて歌っていかなければならないと思ったのでありました。