2017年3月12日日曜日

「マノン・レスコー」初日終了

「マノン・レスコー」初日、終了致しました。

4幕から成るプッチーニの「マノン・レスコー」は、各幕の間に、それぞれ、相当な時間が流れています。その時間の経過はオペラには描かれていません。その時間の経過を自分の中で切り替えて、各幕のマノンの変化をお客様にはっきり見せること、この課題と終始向きあっていました。各幕の自分が登場する瞬間に、その時間のマノンとして舞台に立つこと、難しさでもあり、また楽しさでもあります。

また、今回、小劇場でする為に、本来の解釈と違う解釈での演出もあり、色々戸惑うこともありましたが、共演者の皆様にも助けて頂き、マノンとして、舞台に立たせて頂きました。皆様、本当に素晴らしいパフォーマンスで、こちらものせられてしまいます!

これきりで終わりでなく、あと2回、本番に立たせて頂けるのは、本当にありがたいことです。やってるうちに、本番だからこそ出てくる空気、そこからまた新しいものが生まれます。今日見て下さった方から、「もう一度見たくなったから、また来ます。」と励みになる嬉しいお言葉も頂きました。また、その日の空気でその日のベストなパフォーマンスを見て頂けるよう頑張ります!

写真は終演後に皆さんと。初日があけて、皆さんいいお顔です! あと2回、集中して本番に臨みたいと思います。

明日から「ドン・カルロ」のお稽古が佳境です。。。  体調管理に気をつけなければ!!!

 

2017年3月11日土曜日

「ホフマン物語」

明日、いよいよ千葉で「マノン・レスコー」の初日です。プッチーニの音楽、自分も楽しみながら歌わせて頂きたいと思います!

そして、6月11日、本番のオペラ「ホフマン物語」、チケットが4月から発売されます。私の地元、大阪のラブリーホールでの公演です。歌姫、アントニア役をさせて頂きます!

ご連絡頂きましたら、いいお席をお手配致します。ご予定頂けるようでしたら、ぜひお知らせ下さい!

2017年3月9日木曜日

リフレッシュ!

今日は「ドン・カルロ」のお稽古の前に、ピアノの服部容子先生おすすめの気功に連れて行って頂き、その後お茶もご一緒出来ました。

お稽古の連続で、身体も疲れていましたので、マッサージ?ツボ押し?みたいな感じで、とても気持ちよく、リフレッシュ出来た気がします。これで、明日の「マノン・レスコー」のゲネ・プロ、最終リハーサルも頑張れます!

気功の後に、容子先生とお茶を飲み、色んなお話しが出来ました。アドバイスを頂いたり、私もまだまだ東京の音楽事情も知らないので、お話しを聞いて知ることも沢山あります。忙しい先生なので、貴重な時間でした。やっぱり、先生のおっしゃることは、全部説得力がある。たくさんの現場で音楽、オペラをしていくにあたっての心構え、準備など、聞いていて勉強になることばかりです。

お茶のあとは「ドン・カルロ」の稽古でした。休憩時間にフィリッポ役の久保田さんと「声」のこと、レパートリーのことなどお話し出来た。声質のこと、発声のことも。当たり前ですが、キャリアのある方は、外から見えてる以上に色々深く考えてらっしゃる。相当に大きな現場を沢山踏んできてらっしゃるから、そうなるのだと思います。そんな久保田さん、本当に暖かい雰囲気のある方で、昨年「ドン・ジョヴァンニ」、2年前に「ランスの旅」と共演した事もあり、いろいろ気さくにお話しさせて頂いてます。

久保田さん演じるスペイン国王フィリペ2世と、私が演じるエリザベッタは年の離れた夫婦役です。本当に光栄です!

また別のキャストさんの事も順にのせていきたいと思います。皆様日本を代表する歌手の方々です。恐れ多い…

チケットも早々に完売だそうで、紀尾井ホールで歌えるのも楽しみです!エリザベッタ役、頑張りたいと思います。!

2017年3月3日金曜日

「ホフマン物語」

気付いたらもう3月。2月はやはり逃げる!あっという間でした。

相変わらず、「マノン・レスコー」と「ドン・カルロ」に追われていますが、小休止。どちらもお稽古がお休みです。両作品、お稽古での事を、自分の中で色々整理しておかなければいけません。週明けからは、「マノン・レスコー」初日に向けてラスト・スパート、それに引き続き「ドン・カルロ」もラスト・スパートです。

あと、このお休みを使って、ピアニストに手伝ってもらい、6月に本番のオッフェンバックの「ホフマン物語」の譜読みです。今回歌わせて頂く、アントニア役は初役なので、音楽、言葉を早目に入れとかなければいけません…  今でもかなり取り掛かるのが遅く、焦り気味です。カルメンに引き続き、フランスもののオペラ。この作品の中のアントニア役も、かなり前から歌ってみたいと思っていた役になります。

こちらのオペラや公演の詳細は、また後日、ゆっくり、ご紹介させて頂きたいと思います!

 

2017年3月1日水曜日

ノンタンの名前

私が猫を飼っているという話しをすると、「名前は?」とよく聞かれます。
「ノンタン」と答えると、御存知の方も沢山いらっしゃいます。子供向けの絵本のキャラクター、白猫、ノンタンから名前を頂いてます。

私も読んだ事がある絵本ですが、この男の子の白猫ノンタン、いたずらっ子なんです。悪さをしては痛い目に合い、いたずら、悪い事をしたらダメですよ、と子供達へ道徳的な事を教える絵本です。悪さと言っても、可愛いイタズラで、何とも憎めないのです。

我が家のノンタン、まだまだ子供の頃、捨てられていて、うちに迷いこんできました。獣医さんによると、その頃は3ヶ月の頃でしたが、本当に真っ白でした。イタズラっぽい青い眼と目が合ってしまい…  猫を初めて飼うことになりました。

真っ白だった毛が、1歳になる頃から、だんだんグレーの毛が混ざってきて、真っ白だった顔や腕にも模様がくっきりと出てきました。猫の毛の色、模様が成長と共に変わる事も初めて知りました。

子供達の永遠の愛されるキャラクターノンタンから、我が家の永遠のアイドル、ノンタンが誕生しました!