2017年3月31日金曜日

癒しの猫グッズ

怒涛の本番ラッシュ、3月が終了いたしました。諸々ひと段落です。花粉の季節に、この本番を入れるのは、不安に思いつつも歌いたいという気持ちが勝ち、お引き受けしてました。朝起きて、喉の確認をして、「今日も声がでる!」とホッとする毎日でした。日々、色々気を遣いながら生活してましたが、喉にダメージがなく過ごせて本当に良かった!

本番ごとに、応援下さるお客様からお花や差し入れなど、沢山のお気遣いを頂きました。本当にありがとうございます。その中でも、猫好きの私に猫グッズも沢山頂いた。ブログを読んで下さり、「ノンタンにどうぞ!」と、ノンタンへのプレゼントまで頂いて。。。何と幸せものの猫なんでしょう〜。

3月の余韻に浸りながらも、また次の本番や準備にかかりたいと思います。猫の手借りたいです!(笑)

2017年3月30日木曜日

千秋楽のお客様

「マノン・レスコー」、千秋楽ということで、沢山のお客様にお越し頂きました。

この日は、東京で大変お世話になっている酒井さん、まりさん、まさやんさん、ふみさん御一行がいらして下さいました。大変なオペラ愛好家の皆様で、アリアやデュエット後、各幕の後の「ブラヴォー」「ブラヴァー」のかけ声が素晴らしい!!

出演者が楽屋で、「今日のお客さん達のかけ声凄いね~、ありがたいね~」「のせられて、やりやすいね~」と話していました。お客様の反応がいいと、歌い手も嬉しく、いいパフォーマンスが出来るのです。

ピンクのトレーナーを着たまさやんさん。マノンの兄、レスコーの飯田さんから衣装?小道具?の帽子とサングラスを取り上げ、身につけて写真を撮ってるのは、何ともおかしかったです!レスコーの役作りが最高に良かったと興奮して話されながら、御自身もレスコーの真似をされていました。面白かった〜

また、この本番の合間にあった、紀尾井ホールでの「ドン・カルロ」のプロデューサー、青木さんもいらして下さいました。「ドン・カルロ」のエリザベッタとは全然違う、正反対のマノンが観れて良かった!」とおっしゃってくださり、嬉しかったです。

今振り返ると、正反対だからやりやすかったのかもしれません。自分でもハッキリ違うことを認識しながら、役作り、歌えたことが良かったのかもしれないと思います。こんな二役を同時にさせて頂けたなんて!!

沢山のお客様がいらして下さり、賑やかな千秋楽になりました。本当にありがとうございました。


 

2017年3月29日水曜日

演出家と共演者

今回の「マノン・レスコー」の演出は、写真左上の三浦安浩先生。皆、アンコーさん、アンコー先生と呼んでいます。私は今回初めてご一緒させて頂きましたが、いつも大らかに見守って下さりました。

写真左下は大蔵大臣、ジェロンテ役の松山さん。今回はジェロンテ自身がお化粧をする場面があり、その場面はお客様を釘付けにされていました!(笑)

右上はエドモンド役の笹岡さん。スマートに爽やかに、デグリューの親友役を歌い、演じてらっしゃいました。

右下は最年少の小幡君。給仕や、水夫、警官と沢山の役をこなしてくれました。きっと、これから沢山の舞台で活躍する
若手のホープ!

皆様、今回が初共演でしたが、3回も一緒に本番を踏ませて頂き、何が起こるか分からない!?本番を一緒に切り抜けるると、かなりの連帯意識が生まれました。マノンはとてもとてもお世話になりました。本当にありがとうございました!

2017年3月28日火曜日

デグリューとレスコーとマノン

「マノン・レスコー」の共演者、特に絡みの多かったプリモのお二人。

写真左はデグリュー役の上本さん。この作品でのプリモ・テノールですが、オペラ「デグリュー」と言っていい程、出番が多く、音もかなり高音が続く大変な役です。そんな大変さは全く感じさせない力強い歌唱でした。マノンがどんな女だろうと、取り憑かれたようにマノンを愛し続ける役をパワフルに、男らしく歌って下さいました。そして最後にマノンが生死の境をさまよいだしたら、涙しながらの大熱演、大熱唱、本当に素晴らしかったです。

写真右はマノンの兄、レスコー役の飯田さん。マノンのヒモであり、マノンを食い物に生きてるレスコーですが、やっぱり同じ穴のムジナ? マノンもそんなお兄さんから離れられないという兄妹。バリトンの太く、迫力ある声で、その何とも狡猾な感じ、悪い感じをとても上手く演じ、歌われてた。私も乗せられ、悪い兄妹!?を楽しみながら一緒に舞台に立つことが出来ました。

お二人ともお稽古の時から、一歩舞台にあがると、その人物に完全に成り切っていて、私もお稽古から真剣勝負、沢山の刺激を頂き、充実した時間を頂きました。

逆に、お稽古以外の時間は本当に楽しい、面白い方々で、休憩ではいつも笑ってばかり、笑いすぎて涙が止まらないなんてこともよくありました。現場をいつも明るくしてくれたおかげで、チームワーク良い「マノン・レスコー」になりました!


2017年3月26日日曜日

「マノン・レスコー」終演

3回もの本番を踏ませて頂いた「マノン・レスコー」、3回目、千秋楽終演致しました。

プッチーニの出世作だけあって、その若さ溢れるエネルギッシュなプッチーニの音楽を、素敵な共演者の皆様とご一緒できました。スタッフ、関係者、共演者の皆様に感謝致します。

そして、ご来場下さったお客様からの暖かい拍手、「ブラボー」、「ブラヴァー」、本当に嬉しかったです。色々悩んで取り組んだ役作り、しんどかったお稽古も、全て報われました。本番の舞台に立たせて頂けましたこと、心から感謝致します。本当にありがとうございました。

また、ゆっくり写真などアップしてまいります!