オペラを創っていくのに、とても重要になるのが、指揮者、演出家ですが、今回の「西部の娘」の指揮者に当たるのが、音楽監督、ピアノの服部容子先生、そして演出家は中村敬一先生でした。
写真、私の横にいらっしゃる女性が、服部容子先生です。プッチーニを上演するにあたり、指揮者ナシでの上演は、かなりの挑戦です。「指揮者なしで、プッチーニ?!大丈夫なの?」と音楽関係者からは度々言われることがありました。本当に大変な事なのですが、服部先生のなせる凄技で、たったお一人で、ピアノ一台でオーケストラを奏で、指揮者の役割まで担って下さいました。
終始、歌手の歌、ブレス、歌詞を聞き、時には演技の間にも対応下さり、プッチーニの音楽を奏で音楽をまとめて下さいました。
私の横の男性が演出家の中村敬一先生。作品の台本、音符を舞台の上で立体的に起こして下さり、今回は、オペラを映画上演に見立てた粋な演出をして下さいました。字幕制作もして下さり、お客様からは、分かりやすい訳詩だったと好評でした。
私の横の男性が演出家の中村敬一先生。作品の台本、音符を舞台の上で立体的に起こして下さり、今回は、オペラを映画上演に見立てた粋な演出をして下さいました。字幕制作もして下さり、お客様からは、分かりやすい訳詩だったと好評でした。
お二人とも、私がオペラの舞台に立つにあたり、沢山の事をご指導してきて下さった先生方です。信頼する先生方と一緒に、プッチーニの作品に臨みました。
公演終了後の打ち上げの席で、服部先生がおっしゃっられた言葉が印象的でした。「今日の本番を一番喜んでいる人は、プッチーニさんです!」と。