実に半年ぶりのコンサートで歌わせて頂きました。ヴォイストレーナーとして行かせて頂いている合唱団、レガーテの方々が企画し、会館なども手配下さいました。
今年、2月半ばに「第九」の本番を最後に、コロナでオペラやコンサートが相次いで中止になり、人の前で、ホールで歌わせて頂くのはその時以来でした。
ピアニストと一緒に歌わせて頂く事も、声がホールに響き、空気の振動を体感できる事も、色々忘れていた感覚を思い出させて頂きました。何より、聴いて下さるお客様がいて、拍手を頂ける事に感謝しかありませんでした。私自身が感動を頂き、涙がでました。
コロナの前まで、人前で歌う機会を沢山頂いてきたことが、当たり前になっていましたが、こんなに幸せなことだったのだと、改めて実感しました。
感染症対策もあり、合唱団限定のコンサートでしたが、また色んな所で音楽が出来るようになればと心から願います。少しづつ、決して無理なく。
大変な中、お手配下さったレガーテの皆様、このような機会を頂、本当にありがとうございました。