※イカスミとシーフード系の二種のパエリア、前菜は大皿に野菜がいっぱい。この大皿一枚が一人前です!
昼食の後は、マドリードから約1時間程バスに乗り、世界遺産の街、古都トレドへ。「もし1日しかスペインに居られないなら、迷わずトレドへ行け」という言葉は、色んなガイドブックに載っていて、楽しみに向かいました。
まず、最初に景色を一望出来るスポットでバスを降り、写真撮影タイム。残念なことに、この日は雨。小雨だったので、傘をささずに写真を撮りました。茶色と白の街並みは、イタリアのフィレンツェに似てるなと思いました。
※トレドの街、お天気のせいで、あまり綺麗に撮れず…
再びバスに乗り込み、トレドの街への入り口?というのでしょうか。長崎のグラバー邸へエスカレーターに乗って上がっていくのと同じ感じで、もっと長いエスカレーターを乗り継ぎ、トレドの街へ入って行きました。
※トレドの街への入り口
エスカレーターを昇りきり、街の中を歩きながらの観光でしたが、街の中も坂が多く、もちろん石畳。この街に住んでる人達は大変ですが、皆、足腰が鍛えられ、お元気だとか。
※坂道が多いトレド。ピンクの傘は私。
細く、入り組んだ石畳の坂道を歩き、サント・トメ教会へ入場し、エル・グレコの名画「オルガス伯の埋葬」を鑑賞。こちら、本当に凄い人だかりでした。
※エルグレコの「オルガス伯の埋葬」ネットからの画像
その後、徒歩で街の中心にある、スペインのカトリックの総本山のトレド大聖堂(カテドラル)に入場しました。祭壇には、キリストの生涯を木彫りで順に描いてるものが、壁いっぱいにあり、彫刻にきめ細かさを感じながら、高い天井までいっぱいの各場面に迫力を感じ、ため息が出る感じでした。
※圧巻の祭壇。左のように柵がしてましたが、柵の間にレンズを入れ、綺麗に撮れた事に自己満足!
イザベル女王の王冠や金、銀で飾られた聖体顕示台。年一回のキリスト聖体祭の時には、200キロの重量がある、この顕示台が担がれ、トレドを行進するそうです。この大聖堂の中での一番の見所という事で、沢山の方が写真を撮っていました。私もタイミングをうかがって、撮影出来ました。とにかく、観光地で、カメラを向けている人が沢山いる場所は見どころなのです。分かりやすくていい!
※聖体顕示台
※今、実際には使われていないという豪華なパイプオルガン。
そして、ここでもエル・グレコの絵を見る事ができました。
※エル・グレコの「キリストの聖衣剥奪」撮影OKで、私が撮りました!
大聖堂の見学を終え、街並を見つつ、石畳を帰りは下り、行きに乗ったエスカレーターを降り、バスへ戻りました。トレドの工芸品のお店に寄った後、マドリッドのホテルへ戻りました。
※トレドの工芸品のお店の人形。古くは甲冑や武器をなど作っていたそうで、飾ってました。等身大でインパクトありました!
今日の夕飯はフリー。街に出掛けたい人は、ガイドさんの案内で夕食に出掛けるようでしたが、結構疲れたので、母と私はホテルの近くで簡単なものを買って来て、お部屋で頂く事にしました。
「何か食べたいものある?買いに行って来るわ!」と尋ねると、
「おにぎりでいいわ!」との答え。ここはスペイン!マドリッド!おにぎりって…!! 先が思いやられた…(笑)