そう思って見る事もあり、昔見た時とは、見え方、印象がかなり違う。単なる恋愛映画で、船の帆先で、カップルが両手を広げてる、あの有名なシーンしか覚えてませんでしたが…
今回見て、ローズの境遇、ローズの胸の内に秘める強さがジュリエッタの境遇、強さとリンクする。ローズは、家のために決められた結婚、将来に常に疑問、反発をもち、自分らしく自由に生きる事を求めている女性。そんな強さを持つローズだから、ディカプリオ演ずるジャックが惹かれ、命をかけて彼女を守り、彼女に生きて欲しいと願ったんだと思う。
革命派のロメオが惹かれる、芯の強さを持つジュリエッタにならなければ!!と思いながら、ローズ役の女優、ケイト・ウィンスレットの視線、目の動きに終始釘づけでした。