2016年6月21日火曜日

対訳本 ~譜読みの第二歩!

緑の蛍光ペンで、自分の歌う部分をマーキングした後、対訳本と照らし合わせ、訳詞を楽譜に書き込んでいきます。

主要なオペラ作品は、日本の出版社から、対訳本が出版されています。少しマニアック?メジャーでない作品は、訳詞を手に入れるのに苦労する時もあります。
場合によっては、CDについてる訳詞を見たり、DVDで画像に出てる日本語訳を書き写す場合もあります。


数年前にしたブリテンの「ピーターグライムズ」や、9月に歌う「リタ」は日本の出版社から対訳本は出てなくて、入手するのに時間がかかりました。

私は、この赤い表紙の音楽之友社の対訳本にお世話になることが多い。サイズも小さく、持ち運びにも便利です。暗譜する際、どこにでもテキストを持ち歩けるのは、とても大事なことなのです~

また、この音楽之友社の対訳本、親切、丁寧で、「原作では〇〇〇の単語が使われてた」とか、どうして台本では単語を変えたのか、という理由や、文法的な説明等も記載され、本当に助かっています!

日本語訳を楽譜に書き込む作業は、1日で終わることはなく、たいてい何日もの日にちをかけて、せっせと書き込んでいきます~