テニスの錦織選手、銅メダルを取った試合、夜中だし、少しだけ見て寝よう。。。と見始めましたが、あの凄い試合、途中で見るのをやめる事なんて出来なくなり、最後まで見てしまいました。途中、ハラハラしながら、息を呑んでの観戦でしたが。。。精神力、集中力のぶつかり合いの末、メダルを勝ち取った錦織選手、本当に凄い!!夜中に拍手をして喜んでました。感動しました。
一方、柔道。。。金メダル以外のメダル、銀メダルと銅メダルを取った選手の顔が暗いのを見ると、何だか複雑な気持ちになる。メダルを取れなくても、オリンピックに出ているだけでも凄いのに。。。まして、銀・銅メダルでも本当に凄いのに、もっと喜んで欲しいなあ〜と思うのは甘いのかな?!
日本人にとっての「柔道」と外国人の「JYUDO」、「道」という精神的な部分が外国人には欠けている?という事が話題になってましたが。。。そういう「道」という考え方自体、外国人にあるのだろうか?と考えさせられる。「剣道」「茶道」……技術だけでなく、その精神的な考え方。。。 それぞれの国にそれぞれの国技、スポーツがあり、その精神的な取り組み方、姿勢も大事に行なわれていると思いますが、逆に日本人には分からない、その国ならではの国民性での精神の持ち方、考え方があるのではないかな?と考えてしまう。
これって、文化でも同じかな?と、日本人の私がヨーロッパの文化、オペラをしていることにも通じる気がします。イタリアオペラ。。。どんなにイタリア語の意味、歴史、文化を勉強し、取り組んでいても、イタリア人の血、ハートを底の底まで理解しきれているのかというと。。。
頭のどこかで、「歌舞伎を外国人が演じている」のと同じこと、かなり違和感がある事を私はしているんだなと思います。
だからこそ、オペラ、その作品、その国への尊い気持ちを持って、真摯な姿勢で取り組んでいかないといけないなと思います。
オリンピック選手達から沢山の感動をもらいながら、寝不足が続きます。