バスに乗り、まずグエル公園へ向かいました。ガウディの大スポンサー、パトロンのグエル伯爵が計画したブルジョワ向けの庭園住宅です。ただ60軒建てる予定が3軒しか売れず、計画は中断し市が買い取り公園になりました。そのおかげで、私達が観光できるのです。
※樹木をモチーフにした高架橋と向こうに波打つベンチの広場が見えます。
広場は半円形で波打ったベンチに囲まれています。ここに住民が集まり、顔を合わせて話しが出来るように、ベンチは波を打たせたているそうです。コミュニティのスペースですね。この広場の下に86本の柱が支え、その下に貯水槽があります。広場の雨水を柱を伝い、貯める仕組みになっています。
※ 右下の柱を雨水が伝い貯水槽へ。
※広場を降りてきて、泉を守るドラゴン、このオブジェはよく写真でも見ます。広場を下から見上げると神殿のように見えます。
※ 全員で記念撮影!写真スポットを皆で独占するのはなかなか大変でしたが、いい記念になりました。
グエル公園を後にして、サクラダファミリアへ向かいます。ガウディの未完の教会、サクラダファミリアは中も外も本当に人、人、人!でした。
※まだ建築中、クレーンが見えます。
※ 入り口上部の装飾が凄いです。キリストの誕生から成長していくエピソードが彫刻されている立体聖書です。
ひとしきり、間近くから建物を見て、中へ入りました。外から見る、ゴツゴツした建物のイメージとは全く違い、ステンドグラスからの光が神々しい、白い柱、白い天井、白い壁の教会で、光の入り方が物凄く綺麗でした。でも、中も本当に凄い人で… ツアーの皆とはぐれないようにしなければ!って位の人でごった返していました。今回、ツアーでは塔の上までエレベーターで登り、下りは螺旋階段を降りる予定でしたが、この日は、軽く雨が降っていて、上に登ることがダメだということで、登れませんでした。下りで、スリップする可能性があるからだそうで…残念。
※ 場所によって、ブルーの光、オレンジの光が本当に綺麗でした。
そのまま外へ出て、次は、逆サイドの外観を見ます。先ほどの立体聖書の彫刻とは違い、カクカクした彫刻で、キリストの最後の晩餐から埋葬までが描かれた受難のファザードを見ます。
※受難のファザード、左上は、縦、横、斜め、どこの列を足しても33になります。これはイエスの死んだ年齢です。
この後、地下の博物館を見学して解散になりました。午後からはフリータイムです。