今まで、ヴォイストレーナーをしているにも関わらず、レガーテがコンクール本番で歌うのを聞いた事がありませんでした。なかなかタイミングが合わず、申し訳ないかぎりでした。
私のヴォイストレーナーの先生が、「本番を聞かないと、きっちりした指導ができない。レッスンでいくら発声が上手くいってても、本番でどう歌っているかを聞かないといけない!」という事をよくおっしゃってました。お忙しいにもかかわらず、遠方にもかかわらず、私が出演するオペラに、本当によく御運び下さりました。本番毎に、御指導頂き、毎回、次への課題を頂きレッスンして頂いてます。
その事が私の中にあるので、特にレガーテが毎年、全国大会出場を目指して頑張っているコンクールの本番の歌を聴きに行きたいと、長年思っていました。やっとタイミングが上手く合い、出かけることがきました!
各団体、声にも、衣装にも、選曲にも特徴があり、響きのいいホールで、楽しみながら聴かせていただきました。
いよいよレガーテの演奏!他の団が歌うのとは違い、私にも緊張が走ります。歌い出しはOK!OK!と心の中で呟いていて、演奏が進むにつれ、安定した歌声に緊張も解けていきました。立派な演奏をされ、全国大会にも出場が決まりました。おめでとうございます!!
普段、稽古場で聞く歌声とはまた違い、本番を聞いてからこそ、全国大会に向けての課題もハッキリ見えました。色んな合唱団の歌声も聞けて勉強になりました。