2016年9月27日火曜日

フランス語には英訳で!

「カルメン」の舞台はスペインですが、スペイン語で歌うわけではなく、フランス語で書かれています。
最近私が歌っているのは、イタリア語のオペラばかり。以前歌った時から時間も経っているので、復習というより、新しく、改めて勉強しようと思っています。

イタリア語は知らない単語でも、読み方の法則がかなり単純なので、読む事はできます。知らない単語が出てきたら意味を調べます。
フランス語はイタリア語のようにいきません。簡単に読めませんので、発音記号からのスタートです。

以前「カルメン」に取り組んだ時には、この本の存在すら知りませんでした。まだ出版されてなかったかも知れません。

最近、フランスものを歌う時のお助けアイテム。フランス語の歌詞の上に発音記号、下に英語。英語は、その単語、単語で英語が書いています。ヨーロッパの言語の語順が同じなんで、単語単語で並べても文章になってます。

これが日本語訳になると、基本的に主語、述語が逆になり、語順がバラバラになり、日本語訳を見ても、ダイレクトに感じて、その単語を言えなくなる。
英語の方が、よりその言葉、歌詞のイメージに近づけます。本当にありがたい本です。

これを見ながら、発音記号と英語を、楽譜に書き込み、準備していきます!